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『いくら得するの?』セールに隠された《ホンネとタテマエ》

 

 

皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/

 


複数社のライフタイムステータスホルダー『極上うなぎ。』です。

今回の物語は・・・

セールに隠された・JALの「ホンネとタテマエ」
です。

JALの国際線セールが開催されていました。
皆さんは購入されましたでしょうか?
JALの「おトクなスペシャル運賃」は年中開催されてるような気がします。延長の連続で、この画面も大分見慣れましたネ。

 

今回の延長ではJALがホンネを吐き出したようで、こんなニュースが出てました。日付は5/29です。確か夕方だった気がします。
実は今回のセールの予約期限は「5/31」だったんです。

「な~んだ、もう購入出来ないセール品か」と嘆かないで下さい。
どうぞご安心下さい、思いとどまったアナタは勝ち組です。
僕も期限内に取り上げていません。

その理由を、これでもかという程にガツンと解説しましょう。

セールとは「いったい幾ら値引きしたものなのか?」
皆さんも、そこが一番知りたいところではないでしょうか。

今回は年中開催しているセール商品の「そのお得度」をハッキリさせるのが僕の仕事です。マイル単価が云々なんて面倒な事は言いません。

「いくら得するのか」その金額を全部お見せします。
そう、JALのホンネを可視化しましょう!!

ヤバイセール品に今後も釣られる事がないよう、アタマととハートにしっかり叩き込んで下さい。


この記事を書いたライターさんは「ファーストクラス」を見付けていてもたってもいられなかったのでしょう。10日間も開催されていたのに期限まで1日ちょっとしかない間際に出された記事です。

いつものぶん投げ記事とは違って、今回は大分丁寧に調べています。
恐らく30分程度は読み込みに費やしたと思われます。
バンコクシンガポールにフォーカスしているは、セールにしては珍しく
ビジネスクラス・ファーストクラス」を開放してるからです。
ここに目を付け、積算率・地方発料金のコピペまでしたので合格点です。

気になる搭乗日は「10/15」までと夏休みを含んでいます。
残席コントロールは如何様にも操作可能です。ビジネスクラス「Xクラス」はタイを釣る為のエビなんです。

ビジネスクラスを購入しようと思う人は、少しぐらい高額な上位クラスでも折角の機会だと思い、決済してしまうケースが多々あります。
要はきっかけ作り・重い腰を持ち上げさせる・調べさせることが重要です。

さっそく料金検証をしていきましょう!!

先ずは東京発・シンガポール行きです、料金は78000円です。
大阪・名古屋・福岡発は94000円です。

ここで重要ポイント!!
敏感な方は気付いてると思いますが、最安値は東京発です。
他の指定都市との差額は全て16000円・いつもの16000円です。

そしてセール運賃の「ルール・フェアファミリー」を覚えて下さい。
スペシャルセーバー O-CI」

燃油費が高額な時期のセール運賃は「燃油費込みの料金」が最大の特徴です。安価な設定になると「燃油費・諸税が別途かかります」に変わります。

運賃を丸裸・マッパにします。
セール価格のマッパを知る上で必要な「シンガポールバンコク」の燃油サーチャージを把握しましょう。5/31発券分までは「片道18000円・往復36000円」です。

気付きましたか?
セール予約期限が5/31で一旦終了するフリをするのは燃油費がゾーンIから
ゾーンJに上がるからです。
これが下がるのであればもう1週間ぐらい同じ価格で継続している筈です。
何故なら、燃油込みのままでは利益が減ってしまうからです。

こちらが東京発・シンガポール行きのJAL運賃一覧です。
セール価格は運賃番号1番の「Oクラス・42000円」。
セール価格78000円から「燃油費36000円」を引くと42000円です。
そして、フェアベースを見ると最後の2文字が「CI」となっているので、
セール運賃であるとのダブルチェックが出来ました。

2番目の運賃が通常販売最安値「Qクラス・69000」円です。
セール価格Oクラスとの差額は27000円となります。

航空券には必ず「使用条件」があります。
セール運賃は「変更・キャンセル一切不可」で買切りチケットです。
買ったら最後、乗るか棄てるかです。


運賃番号2番のQクラスは通常期の最安値であり、
フェアアファミリーはスペシャです。

その主要な条件がルール16番・ペナルティーズに記されています。
「キャンセル不可・変更可能1回1万円」です。

おトク運賃「Oクラス」のルールは「スペシャルセーバー」です。
その「スペシャルセーバー」から一つルールを上げたものが「スペシャル」になります。

条件面では予約変更不可から可能
になります。
低い運賃・低いクラスでは、条件を一つ良くすると1万円~2万円程度高額になります。
上位クラス・上位ルールではより高額です。

運賃差額は27000円でした。
細かく計算する人なら、ルール・スペシャルから予約変更出来ない分を差し引きして「2万円」程度のディスカウントと判断出来ます。

*最低の予約クラス「Oクラス」
*変更・キャンセル一切不可

これこそまさに最低、それがセール品なんです。
最安値でしか飛ばない・予約変更なんてしない、
そんな割り切り上手なアナタは27000円得したチケットと考えて下さい。

次に大阪・名古屋・福岡発の運賃です。差額16000円がこの3都市だけなのでしょうか?
94000円から燃油費36000円を引いたベース価格は58000円です。

こちらは沖縄発・シンガポール行きのフェアファイルです。
運賃番号1番のOクラスの価格は58000円。
大阪・名古屋・福岡発の運賃と同額だったんです。
札幌発など他の都市も同額なんです。JALの担当者も記事のライターもこの重要部分を見過ごしちゃっていたんです!!

その証明として、沖縄発の運賃表のまま続けます。
運賃番号7番はプレエコのセール価格です。
フェアベースの最後の2文字が「CI」なので、web上の記載はコードが「E-CI」になっていると思います。料金は136000円です。

次に、東京発の運賃を確かめ算しましょう!!
「136000円から沖縄発分の16000円を引く」と「12万円」です。
それが運賃番号7番Eクラスに記されています。
燃油サーチャージ「36000円を足すと156000円」と導けます。

ハイ、どーぞ!! 如何ですか?
ルール名称は「スペシャルセーバー」予約クラスは「Eクラス」・フェアベースコードは「CI」・価格は燃油費込み156000円全て合致しています。ssそして、沖縄発の国内線部分で引いた16000円を足すと・・・大阪・名古屋・福岡発と同額の172000円です。間違い探し・確かめ算が合ってると気持ちがいーですネ。

運賃番号7番と12番をご覧下さい。
7番がセール品・12番が通常価格のプレエコEクラスです。
先程のエコノミー同様「スペシャルセーバーとスペシャルの関係」です。
この差額は24000円。変更不可と不利な条件にする事で値引きしたのがセールの正体です。

次にビジネスクラスです。
東京発は276000円~とあります。「~の波線部分」がイヤらしいです。
冒頭で説明したように、このウネウネがある事で富裕層の支持を得られる。
バカな筈がありませんから、限定運賃にしちゃうと「当該運賃がなかったからやめた」なんて事になってしまいます。ビーフがなくてもロブスターを食べてくれる方が本当のターゲットなんです。

皆さん、276000円から燃油費36000円を引いて下さい!!

運賃番号18番が「スペシャルセーバー X-CI」のベース価格24万円です。
このXクラスはビジネスクラスに新設されてから数年と歴史が浅いコードです。セール運賃や特殊な割引運賃として使用される為、通常運賃として設定がない場合が多いです。東京発・シンガポール行きも例外ではありません。

運賃番号24番「Iクラス」が通常モードでの最安値なんです。
「Iクラス」は4種類設定されています。

*ブルー枠がルール・スペシャ
*赤枠がセミフレックス

そして、それぞが週日・週末運賃で料金が異なります。
4種類の各運賃とセール運賃Xクラスの差額を明記しました。

もうお分かりですネ!!
Xクラスが確保可能であれば、週末を狙うとお得度がぐ~んと上がるんです。

24番と29番の差額は3.5万円、32番と37番も同様。
スペシャルからセミフレックスへ変更する手数料が「3.5万」なんです。

「Iクラスのルール・スペシャル」から「Xクラスのルール・スペシャルセーバー」へ条件のダウングレードをすると考えた場合、「24番のIクラス運賃29万円」から「3.5万円を引くと25.5万円」です。
Xクラス24万円との差額、割引されている本当の価値は「1.5万円」とも捉えられます。そしてマイル積算率は「Iクラス125%」に対して「Xクラスは70%」なんです。割引したよう見せかけて、実は客の利便性を全て削ぎ落したマッパのチケットとして設定した運賃「たった1.5万円ディスカウント」それがセールの正体です。

こちらはシンガポール行き「Iクラス・スペシャル」のルールファイルのペナルティ部分です。キャンセルは不可・予約変更は3万円です。

僕がJALの通常の日本発・セール品をススメないのは「キャンセル不可」をベースに作られているからです。海外発券ではキャンセル不可はあまりないんです。中の人はそれを知った上で何十年も日本人を馬鹿にし続けてる。最悪の条件を平気で売りつけて、外国人様には変更無料・キャンセル1万円なんてザルのようなスカスカのルールでもてなす。政府は売国してパーティ三昧、企業は質素で真面目な国民をより苦しめる。セール品と謳いながら中身は子供だましの手品なんです。

このセール品、購入ボタン押した時点で戻ってこない24万円になるんです。

気付いてる方が多くなったのでしょう、又、超円安で海外旅行への意欲がそがれてる。延長・延長と年がら年中おトクな運賃とやらが並んでる。

JALさんっ!!
ちゃーんと小賢しい引き算が出来るんだから、設定都市の間違いを修正したらどーですか?
昔から利権には敏感で、かなりクレバーなのは知ってますよ!!
だって、nana子ちゃん入れた時に絶対にチケットは決済させないって超重要な決断が出来たんですから。

では次にテンポよくバンコク線を見て行きましょう!!
シンガポール線と同様なので、細かく見るのは時間の無駄です。
通常販売との差額は25000円になります。
この差額は予約変更不可と悪条件になった部分と、雀の涙ていどの割引です。折角い~もん持ってるんだから、見せ方学ばないと誰も罠に掛かってくれませんよ。

運賃番号8番と12番がプレエコの差額・21000円です。
こちらも予約変更不可にしてと「おトク」な運賃とやらにしているみたいです。

続いてビジネスクラスです!!
意味不明な国内線差額は16000円。
271000円から燃油サーチャージ36000円を引くと・・・

運賃番号19番の235000円になります。
マイル積算70%・キャンセル不可・変更不可。

次にバンコク線に国内線追加運賃の間違いがあるかを検証します。
運賃番号1番・8番・19番、各運賃に16000円足して下さい。
6万円・14.4万・25.1万円で合ってますか?

こちらが沖縄発バンコク行きの運賃表です。
運賃番号1番6万円・8番14.4万、そして19番25.1万円とあっていますネ!
19番に燃油費3.6万円を足すとJALが提示した「名古屋・福岡発」と同額です。 因みに他の都市発も同額でした。

バンコク線もシンガポール線同様に、通常販売にはXクラスがありません
「Iクラス」からの設定になるので、比較するならIクラスです。

運賃番号23番の平日スペシャルとXクラスの差額は2.5万円です。
予約変更不可・マイル積算70%が2.5万円との交換条件になっています。
週末に確保出来るのであれば、わずかな得があると思います。

今回の一番の目玉は恐らくディスカウントファーストクラスでしょう。価格は556000円です。バンコク線は東京発が3便ありますが、ファーストクラスの設定は羽田発1便だけになります。
全ての便に設定されていないのでご注意下さい。

ファーストクラスの客は騙せない、そんな思いがルールに表れています。
変更可能・キャンセル可能です。
これなら購入する価値はあると思います。

ファーストクラスは通常販売にAクラス設定がないので、
ノーマル運賃Fクラスとの比較になります。
運賃番号47番のAクラスのがセール品、ルールはセミフレックスです。
Fクラスはもちろんフレックス、何でもオッケー・縛りのないチケットです。
AクラスとFクラスの差額は50万円以上になるので、繁忙期に高額なCクラス・Jクラスを買う方にとってはかなり良いものになります。
Fクラスが2つあるのは、運賃番号7番が週日・8番は週末料金の意味です。

今回はJALさんを丸裸にすると約束したので最繁忙期に確保可能かどうかを検証します。

夏休み期間は8/10・8/11日本発が人気だと思います。
JL31便が唯一ファーストクラス設定されている便です。
案の定「Aクラス」に空きはありません。ビジネスクラス「Xクラス」・プレエコ「Eクラス」・エコノミー「Oクラス」全て全滅です。
JL33便・成田発のJL707も同様に全てのクラスに空きがありません。

次に8/11東京発です。8/10と同じように3便全てのセール運賃予約クラスに空きはありません。
JL31便の場合、セール運賃を購入しようと検索した場合には・・・

*エコノミークラスは「残席9席以上のLクラス」
*プレエコは「残席9席以上のWクラス」
ビジネスクラスは「残席3席のIクラス」
*ファーストクラスは「残席3席のFクラス」

が予約画面に提示され、セール運賃とかけ離れた金額が提示されます。
旅行を検討した人の中には、夏休みの繁忙期だから仕方ないと予約画面の金額で購入する人が一定数います。その方々が決済してくれる事が本来の狙いでもあるので、JALの策略は大成功です。コレがJALのホンネです。

少しはJALのフォローもしたいと思います。
こちらは8/12月曜日の東京発・バンコク行きのリアルタイム残席です。
月曜出発だとJL707便にXクラスが3席確保可能です。
繁忙期もピークを外すと人気のない成田発に空きを出しています。

僕の作品の読者・視聴者は断片的なものでは満足しないと思います。
往路を紹介したら、復路が気になっているんじゃないでしょうか。

8/18日曜日が一番人気でしょう。
セール運賃は案の定確保出来ません。
JL34のファーストクラスは4席空いています。
スゲーじゃんと思いますよネ、でも裏があるんです。
特典航空券の空席待ちやUGの空席待ちをコンファームするぐらいなら、
諸税込み60万円の売り上げを立てたいとうホンネが読み取れます。


そして、かなり人気の8/17土曜日・バンコク発であれば「JL32便にXクラスに7席」空きがあります。「JL34便には2席のAクラス」が確認出来ます。

「ちゃ~んと、繁忙期にも取れるんだ」と優しいアナタは感じるでしょう。僕もそう思うんですが、このセール運賃は往路と復路のクラスを揃える必要があるんです。往路が取れなければ復路だけ活かすような事が出来ないんです。フレキシブルな日程で旅行を楽しめる方は確保出来ますネ。

他の都市のセール価格も少し見てみましょう。
こちらがグアム線のフェアファイルです。
セール運賃は「Qクラス」・通常運賃は「Nクラス」からです。
その差額は3万円になります。

次にホノルル線です。
セール運賃は「Zクラス」・通常運賃は「Qクラス」以上からです。
その差額は1.6万円で、交換条件は予約変更不可。
僕もたまにはホンネを言っていいですか?
焦って買う価値はありません。
Eクラスは14.1万円がセール品のベース価格になります。

ホノルル線のPY(プレエコ)はEクラスです。
通常販売ではRクラス以上なので、その差額は6.3万円です
予約変更不可・マイル積算30%マイナス分を6.3万円の価値と割り切れる方には良いと思います。

JALweb情報も添付しておきます。

皆さんが普段目にしているものは現実ですか?

JALのトレードマーク「赤い鶴丸」は世界的に有名ですネ。
「しゃくづる」、羽ばたく真っ赤な鶴を見た事がありません。
赤い鳥と言えばフラミンゴぐらいです。

そして、皆さんはご存じでしょうか?
現実社会には多くの「黒い鶴」が存在します。

鹿児島県・山口県にも生息する「ナベヅル」

ユーラシア大陸北部・モンゴル・トルコに生息する「クロヅル」

シベリア・中国に生息し日本で越冬する「マナヅル」

アメリカ・カナダに生息し日本でも越冬する「カナダヅル」

さらに、黒い鶴・鶴の丸紋は家紋としても存在します。

鎌倉・鶴岡八幡宮の神紋でもあります。

現実では存在しない真っ赤な鶴があたかも実在するイメージの方が強い。
印象操作でしょうか、それとも勝手な思い込みなんでしょうか。

僕達が普段目にしているしゃくづる・鶴丸日本航空はタテマエ部分なのかもしれません。

 

実在するは黒い鶴。
そして、JML・ダイヤモンドは赤ではなく黒です。
ホンネを隠した鮮やかなイメージ「真っ赤な嘘」に騙されてるとしたら・・・

愛するがゆえにそれも本望と、窮屈さを受け入れるのも良いでしょう。

それとも、ホンネを見抜いてアナタ自身が黒光りしてみませか?

 

動画を作成したので参考にしてください!!

 

 

《 今後の運営方針について 》

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今まで記事を読んで下さった方の為に、note・ブログ最新記事は「次の記事」を出すまで一般公開しますのでご安心下さい。メンバーとの区別化の為にメンバー様には紹介した他社キャリアの同路線フェアファイルの全てを追加でご紹介します。又、プランごとの記事に自由アクセスです。
どこにもない詳しい運賃紹介を丁寧に解説していますので、
ご了承いただければ幸いです。

激しい飛び方・泊まり方で培った経験談を交えた内容を今後も継続し、
皆さんが「極上マイラーになれるよう航空運賃の辞書を作りたと考えています。今後もお好みのスタイルでお付き合いいただけれと思います。

楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!

復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。

 

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