皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/
複数社のライフタイムステータスホルダー『極上うなぎ。』です。
今回の物語は・・・
その料金間違ってませんか?【JAL / ANA】日本発料金の罠を暴露!
です。
初めにこちらをご覧下さい。
JALとANAの東京発バンコク行きの全ての運賃を用意しました。
両社混在で100種類あります。
利用された事がある方は、ご自身の運賃がどの位置付けにあるか・より安価なものががあったかなどを比べて下さい。これから手配を考えている方は、検索した料金と最安値の価格差を調べましょう。
ビジネスクラスしか買わないって方は、金で解決する最高額を把握すると良いでしょう。
我々日本人にとっては日本発料金が基本です。
売り手は如何に高額でさばくが課題。
「搭乗日という消費期限」が来ると「価値がなくなり」売り抜け成功です。目的地まで送り届ければ契約満了。
僕が海外発券をススメる理由は、海外発が簡単に作られているから。
今回は複雑な日本発運賃の「自国民にそこまでやるか?」をバンコク行きで解説します。全ての方面に同じ罠が仕掛けられているので、頭の中で希望の目的地に置き換えてご覧下さい。
更にJAL & ANAが必死に隠す「日本発バンコク行き運賃」の公開、
その分析と両社のトラップ比較と盛沢山です。
覚悟して下さい!!
この1本で全てが分かるよう詳細解説しています。集中し過ぎてからっからに乾き過ぎないよう、目薬と水分補給をお忘れなく!
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カタチがない航空券は、予約作成する時点が「品定め」です。レジを通過する「発券」という行為で契約成立、航空会社に一部の利益が確定します。
その一部とは「キャンセル・変更手数料」と「払戻手数料」です。これは国際線のみならず日本国内線にも共通する基本のトラップです。
皆さんの航空券はの普通運賃ですか?
国内線では普通運賃を「フレックス運賃」・国際線では「ノーマル運賃」と呼びます。それら普通運賃は変更・払戻に手数料が掛からない事を売りにしています。しかし最高額の運賃である為、購入する人は多くないでしょう。割引が適用された多くの航空券は購入した時点でペナルティという罰金が科せられているんです。
それだけではありません。
事なかれ主義・不安を嫌う日本人には「もしも、何かあったら」をちらつかせる事で、日程変更を可能にする・キャンセル可能にする利便性も「手数料」として徴収されます。変更時に徴収される手数料ではなく、変更する権利がオプションとして付加されています。
例えるなら、
追加料金でルールを緩和した航空券は「最安値運賃というベース」に「航空会社独自の一体型簡易保険」を抱き合わせたようなものなんです。
そして、航空券には値札・価格表がありません。
正確には「見せてくれない」んです。
以前は公告していましたが、不都合が生じる為にこっそり隠すようになりました。
その不都合を暴露するのが今回のメインテーマです。
航空会社が客に知られたくない「あちこちに仕掛けられた追加料金」です。
空港や機内は綺麗に見えても裏がある、利権だったり談合の上に成り立っていますが、僕達にはもっと身近に罠がシコタマ仕掛けられている。
1つずつ説明しながら理解を深めて行きましょう!!
主要なものは・・・
*航空券購入後の変更・キャンセルに対する手数料
*「フライトサーチャージ」という利便性の良い便に対する追加料金
*特定期間・週末料金に対する追加料金
*繁忙期の追加料金
*経路・途中降機に対する追加料金・選択した航空会社による追加料金
数えたらキリがありません。
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それではJALから行きましょう!!
航空会社が提示しているものと隠しているものをきっちり把握します。
JALは、国際航空券について簡単なルールは公開しています。
webサイト「ホーム」から国際線と進むと「国際線の運賃」があります。
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ちゃ~んと見てますか? 「国際線の運賃」ですよ。
ハイ、これが第一のトラップです。
ここには「使用条件・運賃の種類」のみ記されていてますが、
一番重要な「その金額」が公開されていません。
買い物をするのに「商品説明のみ」だと不安になりませんか?
テレビショッピングのようにその価値を大げさにアピールにして、
クライマックスで価格を提示し、如何にお得であるかを押し付けるなら許せますが、予約しない人には教えないと構えているんです。
そんな時は過去の経験から「予約クラスを基に適正価格」を想定するしかありません。しかし一般旅行者や初心者はこんなページを見る事なんてありません。ここから得られるものは「運賃」ではない事を明記すべきです。
ANAはうるさいマイラーからのクレーム対策として「運賃規則一覧」に変更しました。皆さんも機内やラウンジで薄々感づいてるでしょう?
やはりJLマイラーはそれに比べて激しい方が少ない証明ですネ。
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日本発は全てリストされています。
行き先別になっているので、今回は美魔女とお父さん、オネエさんに大人気の「バンコク」にフォーカスします。
今回もツワモノ・クセモノ揃いでしょうから、僕も1枚だけ猫を脱いで可愛いライオンうなぎ。で対抗いたします。
東南アジア・南アジアを優しくしっかり「クリック・タップ」して下さい。
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力加減と技を認められるとJALさんも乗り気で心を開いてくれます。
タイは左上にあります。
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バンコク線には「ファースト・ビジネス・プレエコ・エコノミー」と4つのクラスが設定されています。全ての便ではありません。こういう時は最大値に対応するよう企業側は用意しています。ファーストクラスがない便があるので覚えておきましょう。
先ずはエコノミーから・・・
メニューは3つあり「スペシャル・セミフレ・フレックス」です。
どれも気になる名称ですが、当てにならないのでオプションから判断するしかありません。
過去の経験からと先程申し上げましたが「スペシャル」なんて力強い文言に早合点してはいけません!!
あくまでも航空券を購入した経験からです、一番すごいサービスは「平凡な名前のフレックス」なんです。
スペシャルには「我慢や制限」が多くあり、セミフレは2番目を好む日本人用に設定された保険付き商品です。
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次にプレエコです。
庶民の枠を抜けてみたい、そんな上昇志向のある方をターゲットにしたキャビンサービスの運賃にも3つのメニューがあります。
そうです、先程と同様にフレックスが最高で何でもオッケーです。
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そしてクセモノ・レアキャラが多く集まるビジネスクラスです。
厳しい「スペシャルメニュー」だけでも3種類あります。
これは費用対効果を激しく求められるので、JALも万全の防御態勢を敷いているから。客の要望に応えるのは機内です、予約・販売時点ではワガママを聞く為の高いハードルが予約クラスとして「その炎、飛び越えてこい!」が設定されています。
流石はJALです、経営破綻と一度は派手に転んだもののバックに付いてる利権集団の欲深さからパワーアップしてクセモノ対策してます。
「愛情のIクラス」はこの中で最低クラスです、そんなものより「デッカイのD」・「ちゃんとしてのC」・「じゃんじゃん金使ってのJ」と、夢より現実を直視したルール設定に逞しさを感じます。
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「予約期限」を見て下さい!!
初心者ほど気にしてないと思います。
これは、前もって旅行計画をしっかり立てて事前に準備するからです。
マイラー・修行僧、慣れた旅行者だって計画はしますが「明日飛びたい」なんて遊び人的な軽い気持ちも持っています。
しかし「予約期限」を見るとディスカウントクラスとして設定された予約クラスは3日前を切ると全滅です。2日前からは最高額である「ノーマル運賃タイプのJクラス」だけなんです。これもトラップの一つで、客の急を要する案件には足元を見る選択肢しかない仕様になっているんです。
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そして、庶民の憧れファーストクラス。
Fクラスのみで、ディスカウントの設定がありません。
説明するまでもなく、何でもオッケーの王様・女王様運賃です。
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それでは公式ルールに隠された罠をフェアファイルから読み解きましょう。
最安値は運賃番号1番の「69000円」・Qクラスです。
以前取り上げた記事・動画
「お幾らですか? アナタのいつものバンコク行き」を覚えてますか?
10700円という最安値の実態を検証し、多くの航空会社と比べました。
日系2社が販売・残席コントロールにおいて海外の不良モードよりは誠実に商売している証明をしています。
それは誠実な日本人に対応する、真面目な日系企業だからです。
しかし、そこが弱みだと目を付けて販売する面があるのも事実です。
その厳しい現状を理解してもらうのが今回の狙いです。
何故なら、フラッグキャリアを例に外資系もいい気になって厳しさを当然のごとく押し付けるからです。
自国ではテキトーにやってるくせに、アウェイで一緒に日本人叩きをする。
そんなバカげたものが今の今まで通用するのは、誰も何も言わないから。
言う労力に加えてその知識が必要になるからです。
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JALでは52種類の運賃が用意されています。
ノーマル運賃・片道運賃・子供幼児運賃を除いたもの、一般旅行者を対象にした全てがここにあります。
52番の何でもオッケーJクラスが最高額で65万円です。
燃油費・諸税込みでは70万円程度になります。
ファーストクラスはノーマル運賃です。
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それでは「極上うなぎ。」の視点で詳細解説をします。
グリーンの枠は運賃ルール「スペシャル」・凄いサービスを連想させる文言にはそぐわないショッパイルールです。
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この運賃表の重要部分は「フェアベイシス・フェアベース」。
運賃の戸籍のようなもんです。そのフェアの出身地から血液型まで記されて知るコードで、運賃番号1番・2番のフェアベース最後の文字には「H」が刻印されています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141400678/picture_pc_7c885c4f498877c9cc22a4ec1e8ef243.png)
この最後の1文字で運賃ルール・JALで言うフェアファミリーの判別が可能です。
Hはスペシャル・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1716371892976-zL6hghRN3J.png)
1つ武器を得ました。その目線で再度眺めるとグリーン枠全てに共通するのはルール「スペシャル」だと判断出来るでしょう。
今回はJAL / ANA2社の全運賃・完全比較解説です。
更にあらゆる視点で航空会社のトラップを解除するコツを伝授します。
webで調べられるような簡単なルール詳細は各自教科書を参照して下さい。
運賃番号2番のNクラスが最安値に次ぐもので「82000円」です。
3番と比べるとQクラスの方が予約クラスが低いのに、2番のNクラスの方が安価になる。この差額は条件緩和の罰金です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716371968377-imHSHXBzlL.png)
次にブルー枠をご覧下さい。
先程のグリーン枠と入れ替えた状態になっています。
フェアベースの最後の1文字はDで「SEMI-FLEX」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716373026397-f6PsiN7qPL.png)
気付いてますか?
1ページ目に出てくるような安価な運賃には2種類のサービスしかなく、変更・キャンセル無料になるやりたい放題なサービスはないんです。
わがまま言うなら対価を払う、これは正論でしょう。
運賃番号3番のQクラスはセミフレなんです。
2番のNクラスより低い予約クラスでも、客とより良い関係になれるから高額んです。それが「変更可能」というオプション料金。
可能は無料ではありません、日本発のセミフレは変更するごとに罰金が科せられます。
4番以降の運賃も一つ上のクラスより高額になっています。
2つずつある各予約クラスの差額が重要です。「JALの国際線運賃という値札のない教科書」には、それらの差額さえ記されていません。本体のみならず「オプション料金」も見せてもらえないんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716374619303-MxzRP5X41g.png)
「1番と3番」のQクラスの差額は「15000円」、往復運賃なので2つの片道で構成されています。故に片道7500円がオプション料金・チェンジ可能な関係、セミフレックスにする料金です。「2番と4番」も同様です。
ここで重要ポイント!!
側面だけを見て思い込みをしない。
15番と18番と19番をご覧下さい。
「R」というプレエコを表わすコードの予約クラスです。
15番と18番の差額2万円、しかし「19番のDコード・セミフレ」になる為には15番と比べると2.5万円の差額になっています。
16番・17番の「Kクラス」までは差額1.5万円という規則性を保っています。
プレエコという上位キャビンではオプション料金も高額なってしまうんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716374624267-GcZbX4plOP.png)
思い込みとトラップは、2面・3面の確認では排除し切れない。
全方面から見ないと腐った桃を買う事になるかもしれません。
大して意識されない項目・購入期限にフォーカスします。
庶民の愉しみ、趣味・嗜好品には税金という罰が付きまとう。
航空券も同様です。
ブルー枠の「5日前+」という暗号には「安く楽しみたいなら贅沢を言わず5日以上前、さっさと決済しなさい」というJALの心の声が刻まれています。
これって税金より恐ろしい倍々ゲームなんですがご存じですか?
運賃番号1~4番の最安グループに全て5日前+があるので、予約して事前入金しとかないと、4日前には確保出来ないものなんです。
4日前になって最安で確保出来るのは「スゴイのS」という5番の運賃11万円なんです。6番以降のちょっとずつ高額になるサービスには購入期限がありませんが、20番まで行って現実を直視する事になります。
Iクラスには、愛情なんかより先に払って下さいと明記されています。
それもエコノミーを超える7日以上前です。ビジネスクラスというクセモノグループから会社を守るJALの強い決意が感じ取れます。
皆さんは、そう感じませんか?
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それでは次に高級サービスを提供するグループの料金に視点を変えます。
今回は運賃解説ではないんです。
運賃表はネットを探しても見付けられるもんではなく非常に重要です。
知ったかマイラーも全部把握してない、上級者が喉から手が出るほどのもんです。しかし、価格だけなら誰でも見りゃ~分かる。
今回はもっと重要な、そこに潜む罠の仕組みとトラップ解除法なんです。
運賃解説までしてたら、皆さんと一晩過ごす事になってしまう。僕も嫌ではありませんが、体と心は一つしかありません。
ホンキの方は個別に対応頂けるとありがたく存じます。
週に一度程度曜日を決め定期的な関係になれたらい~ですネ。
JALも同じよ~な姑息な思考を持っているようです。
フェアファイル右側のブルー枠は曜日と記されています。
これもトラップの一つで「制限」に関する項目になり、ここでは主に「週日・週末」による料金変動がある事を表わします。
この制限に関してもフェアベイシスに刻み込まれています。
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その記号が「XとW」であり、Xは週日・Wは週末になります。
このフェアファイルには「Hクラス」が4つあります。
運賃番号22、23、25、27番です。
フェアベイシスの最後の1文字を意識しながら曜日制限を分析します。
「グリーン枠はHコード」を取るのでルール・スペシャル
「ブルー枠はDコード」でルール・セミフレックス
22番と25番のスペシャルは料金差が2万円。
23番と27番のセミフレックスも差額2万円です。
Hクラスの最安値22番を確保したいと思っても、
変更可能な条件にしてしまうとセミフレとして1.5万円追加です。
更に出発日、もしくは変更した日が週末なら2万円追加になります。
27番が高額なのは、週末出発・変更可能なオプション料金として3.5万円が追加されているからです。
このベース価格とオプション料金を知る事が如何に客にとって重要かお分かり頂けると思います。
先程の「Rクラス」を覚えてますか?
1ページ目に3つあったRクラスは曜日制限があるものだったんです。
15番の最安プレエコを週末にすると18番になり「2万円」追加です。
そして変更可能のプションを付けた差額は19番から15番の料金を引いた金額になり「2.5万円」です。2つのオプション合計は4.5万円なので、フェアファイルで確かめ算をします。15番の221000円を覚えて下さい。
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運賃番号21番のRクラス料金は266000円です。
先程の221000円を引くと4.5万円になりました。
仕組みを理解して各運賃の差額を読むことでその手数料も明確になるんです。教えてくれないものなら、自分で計算すれば良いだけです。
これをweb作成やアプリで1つずつ検証するのは気が遠くなる作業です。
更に残席が有り余っている時にしか確認できません。
フェアファイルはマイラーにとって宝の地図です。目的地にたどり着く最善指針である反面、視点が偏るとトラップに掛かったり、無駄な浪費を強いられます。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141686105/picture_pc_f509b3626877b8c1b8d5a4e063f767a8.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1716386469219-eDaUva4Thm.png)
次に飛びマイラーに人気のクラスを見ましょう!!
運賃番号20番にIクラスがあり26万円、「週日出発のスペシャル」です。
い~ですか、4つ設定があるので次の3つと比べます。
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運賃番号24番が295000円「週日・セミフレ」
26番が310000円「週末・スペシャル」、オールオプション・全部のせが32番の345000円最安値のIクラスは260000円だったので、その差額は8.5万円です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716384920354-bvPshM1xDP.png)
プレエコでは4.5万円だったフルオプション料金がビジネスクラスでは2倍近くになります。視点を変えてみます、セミフレックスで揃えた場合は週末料金が導き出せます。
週末にするだけで5万円と高額ですが、海外発券を知らないと当然だと思い込んでる方が多いです。僕も何も知らない時は「そういうものか」と純粋に受け止めてました。
こんな姑息な手段が多くあるのが航空券というものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716544256679-BgK4KTrvfL.png)
次はDクラスを分析します。
腹が立って仕方ないので先に申し上げますがDクラスは6つあります。
ルールオプションが増えて大変なので、見易く加工しました。
ルール・フレックスが新入り加入しています。
37番から40番がそれで、スペシャルで揃えた週末料金は8万円です。
い~気になって面白いほどに料金が上がっていきますネ。
金があるところからはじゃんじゃんバリバリ頂く。
いただきキャリア桜ちゃんです。
まだ終わりじゃないんです。3ページ目にもDクラスが出てくるんで、その差額で現実を思い知って下さい。差額計算はお任せします。
僕は、更に激しいもんをお見せします。
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こちらが最高クラス集団「遊びは豪華に大胆に」そんなアナタにピッタリなのがCクラスです。51番と41番の差額がケチった遊びか、生粋の遊び人の違い。オプション差額は最大15万円になります。エコノミーのスペシャルをセミフレックスにする片道7500円が小さなトラップだと気付かされます。
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WDはウィークデイ・WEはウィークエンド
SPはスペシャル・SFはセミフレ
Jクラスは4つになってしまいました。
ルールは「スペシャルとセミフレックス」です。
何故かご存じですか?
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Cクラスより軽視されているからではありません。
Jクラスはビジネスクラス最高位予約クラスです、そのフレックスはノーマル運賃になるからです。初めにノーマル運賃・片道運賃・子供運賃以外と申し上げました。ファーストクラスもノーマル運賃です。
JAL便以外を選んでも同じ金額で好きな航空会社に乗れます。
ということは、それ以外のここにある予約クラス全てがJALを選ぶという交換条件で割引された料金が提示されているんです。もっと条件を増やすと出発時間・出発地に選択肢が増える。そこで提携してより多くの便を選べるようにしたのがコードシェアやJV(ジョイントベンチャー)。
これがJALのバンコク行きに仕掛けられたトラップとその仕組みです。
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ANA派の皆さん、お待たせしました!!
早速運賃ルールを分析します。
ANAは運賃規則一覧という名称でwebサイトに全ての運賃ルールを掲載しています。タイ行きは「SPECIAL・BASIC・FLEX」の3種類です。
その大きな特徴は他の航空会社にはない「乗継制限・途中降機・経路規定」と言った運賃を組み立てる需要な要素を示してくれている点です。
更に「変更手数料・キャンセル料」まで提示しているんです。
ANAが素晴らしいわけではありません、企業として当然。
膨大な量をまとめて提示するのは大変な作業ですが、それだけの商品があるなら売り手が示さずして誰が説明するんでしょう。
まして人を介さずネット販売を主力とした戦略なら尚更。
それが毎年入れ替わり、セール運賃などのスポット処理も必要となれば管理する担当が必要になります。それを面倒だと思うなら、運賃も簡素化すべきです。嫌なら販売なんてしなきゃいーだけです。
100歩譲って「運賃を隠す・トラップを仕掛ける」前提があるなら、出来上がりだけで判断しろなんてモノグサはやめて欲しいもんです。
ANAは他のモノグサキャリアに比べ「ルールの7割を見せてくれる」その点は評価に値します。
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こちらがANAの東京発・バンコク行き運賃表です。
1番から50番まで15個の予約クラス50種類の運賃ルールで構成されています
最安値は運賃番号1番のSクラス・69000円。
JLの最安値Qクラスと同額です。ざっと見る限り一つの予約クラスに2~3つの運賃が設定されている感じでしょうか。
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グループ分けして、その違いを分析します。
Sクラス・Wクラス・Vクラスは2つずつ、1番と2番の料金差が1万円、他も同額だと読み取れます。
公式ルールではこの3つのクラスは「スペシャル・ベーシック」の2種類のルールが付与されていました。その違いが差額になるのでベーシックという上位ルールへのオプションが片道5千円・往復1万円になります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141401278/picture_pc_6309fa65cdd26886fec8df08be8236d6.png)
今回は運賃額・ルールではなく、トラップとその仕組みの解説です。
しかし、初めての方もいるので簡単に説明します。ANAでもフェアベイシスに多くの情報が暗号化されていて、その代表的なものが
この運賃では「N / R / C / F」コードです。
*NとRがキャンセルに関して
*CとFが変更手数料に関して
![](https://assets.st-note.com/img/1716401447703-2S7pBBZRXQ.png)
ここではフェアベイシスの「2番目にN/R」が配置されています。
1・3・5番の安価な方がNコード、
2・4・6番の1万円高額な方がRコードを取っています。
その隣にある3番目のコードが全てCで「変更手数料あり」を
意味しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1716402170738-bJRlRit2Ix.png)
公式ルートで答え合わせをします。
スペシャルのルールは「変更手数料1万円」Cコード・「払戻不可」のNコードとなり合致しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1716402190315-e2mbvtzoZx.png)
ルール「ベーシック」は変更は1万円「Cコード」と同じ・払戻が2万円で可能になっています。キャンセル可能Rコードに合致しています。これはトラップではありません。運賃選択画面でも必ず提示してくれます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141515927/picture_pc_2b747dd8aea4663376ea4b9358d5a2c1.png)
ANAは正直なんだと安心してはいけません。
赤枠の購入期限にフォーカスします。
1番のSクラスは当日購入が可能ですが、2番の同クラスは35日以上前にしか購入出来ないんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716402866955-dXwp2AqHI1.png)
「ちょっと待って、さっきのJALと全然違う!」と気付いた方は素晴らしいです。
JALでは5日前を切ると「Qクラス・Nクラスごと」消されてしまう仕様でした。それに対してANAでは35日前を切ると安い方の運賃しか買えなくなるんです。安いに越した事はないと早合点してはいけません。
![](https://assets.st-note.com/img/1716405625804-U7wDqirlIg.png)
運賃番号1番・3番・5番を見て下さい、Nコードで統一されてませんか!!
35日前を切ると「キャンセル出来ない航空券」しか買えなくなるんです。
我ら日系は両社ともなかなかのやり手です。
最安価格・2番目の運賃は同額で見た目は同じでも、構成要素・中身を変えていたんです。近々では高額運賃しかないJALを選ぶか、直前でも安価だけどキャンセル不可のみのANAを選ぶかはアナタ次第です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716405547486-MTNkBwNJ1Q.png)
Qクラスは運賃が3種類あります。
復習を兼ねて分析しましょう。
運賃番号10番にFコード「フレックス」が出てきます。
恐らく「フリーのF」を意味してると思われます。タダです、皆さんが好きなチェンジ無料です。
運賃表にルールを張り付けてあるので「はてなブログ・note」にて静止画をじっくりご堪能下さい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141686250/picture_pc_d3ee1657131e5ae17d8d80c1ba831e3d.png)
次に運賃番号8番・11番・12番のプレエコ「N」です。
ここで重要視する点は、そのリスト番号です。
プレエコでありながらQクラスと同等な位置付けと低価格設定されています。そして水色の枠にはちゃんと罠が仕掛けられてます。計画的な人しか購入出来ない。28日前を切ると消えてなくなります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141401279/picture_pc_b8ed331d862a6f2f37a5a1160e259bd8.png)
実は運賃番号15番・208000円にドレスアップして登場します。外見より中身が重要です。「14日前までの購入」ならと2週間早く予約しなかった罰金が上乗せになっています。
そして、高額だからと優しくなったわけではありません。
「Nクラス」全てに共通しているのは「Nコード・Cコード」です。
キャンセル不可・変更手数料ありのルールで統一されています。
じゃ、14日を切ったらどーなるのかって発想をしたアナタは未来を読み・創造する力があります。皆さん、ど~なると思いますか?
更に料金を上げて出てくると思うのが普通かもしれません、、。
![](https://assets.st-note.com/img/1716405138030-GG2Y2jtGV9.png)
実はNクラスは存在を消してしまい行方不明になります。
そのポジションを任されるのが17番のEクラス。但し5日以上前と条件があり、それを過ぎると指名不可になります。
17番と19番のフェアベイシス2番目の文字を見て下さい。
「XとW」が出てきました。これはJALで使用していた「週日・週末」のコードになります。他の航空会社も同じコードを利用するケースが殆どです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716407720681-eHTSsglv50.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141401260/picture_pc_bdf3192a46a7f309e2b55014d0513825.png)
こちらはルールを色分けしたものです。
グリーンはスペシャル・ブルーはベーシック・レッドはフレックスです。
色分けされてない部分が気になった方!!
そーゆー細かいところ大好きです。
「気付いても黙ってりゃ優しい人・手を上げて主張すればうるさい人」な~んて余計な評価を受ける厄介な世の中です。実際はそんな単純じゃないんだよ。似たもの同士です、お互いあざとくやりましょう!!
![](https://assets.st-note.com/img/1716407880495-D6nlYymWkt.png)
何度も言ってますが、今回はトラップ回避がメインです。
購入期限まで枠で囲っています。
全てが0日前になっている、直前購入に残された選択肢が重要だというサインです。予約が埋まってなくてガラガラだから「エコノミースイートを堪能したい!」そんなアナタはこの価格を知る事で巷で唱えられているマイル単価が正確なものになります。「同じクラスでも・同じ条件でも購入期限が単位価値を大きく左右する」んです。少ない経験から悟ったような決めつけはせず、この部分の重要性を発信者には広めてもらいたいもんです。
マイル単価は並べられたものを計算するんではなく、あらゆる条件から創造すものです。
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運賃番号23番にもEクラスがあります。
35日前購入でキャンセル・変更有料で可能です。
ANAのルールを覚えやすくする視点は・・・
Hクラスまでは「35日前購入制限の運賃にはキャンセル不可がない」
キャンセル不可の条件で価格を安価にする事が出来ない点です。
料金面では高額ですが、キャンセル出来る強制保険が付いていると捉えても良いでしょう。
慎重派の方は・・・
「35日以上前に買えば、キャンセル可能な安心選択肢がある」と捉えて下さい。
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Zクラス・Dクラスも同様です、購入期限を意識する事で数万円の差額になります。
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ここでの注意点は、ビジネスクラスには一つ条件が追加されます。
39番のDクラスはキャンセル可能のRコードの後ろが「N」・フェアベイシスの頭から4番目のコードが「N」になっています。
これは変更不可のコードです。
直前購入が可能になる代わりに「変更不可」ルールが適用になります。こんな面倒は日本発特有です。選ぶ条件で10万円以上の差額になる。そこに購入するタイミングまで重視するのは、航空券がキャンセル商売たる所以です。
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Jクラスは45番ルール・ベーシックから47番ルール・フレックスにすると3.5万円プラス。週末出発を選ぶと11.5万円まで差額が大きくなります。
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その通りです!!
ビジネスクラスの週末料金は8万円の罰金が設定されています。
片道4万円なので1日ずらせるならと4万円以上浮くと捉えて下さい。
航空会社は皆さんの愉しみ・週末を稼ぎ時としています。
有償航空券を勉強すると特典航空券の取り難さを理解出来ます。
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そろそろ雨が多くなる時期ですネ、沖縄は既に梅雨入りしたようです。
そんな梅雨どきの朝、外出時には傘を手にしますか?
慎重派なら折り畳み傘をバッグに忍び込ませているでしょう。
都内の方は傘借り放題のサブスクやネットカフェ・コンビニの無料貸し出しなど、対応手段を知ってる抜け目ない方もいます。
偏向報道のニュースと違い、天気予報を信じるのは悪い事ではありません。
鵜呑みにして濡れるのは自分だけ、他人様に迷惑はかけていない。
行き当たりばったり、降ったらずぶ濡れを楽しむ方もいると思います。
荒れ狂った大自然の驚異を全身で感じるのも良いでしょう。
地球は呼吸してるんだと、ちっぽけな悩み・手数料の心配だって吹き飛ぶかもしれません。
いつ降り出すか分からない雨に比べたら、航空券に仕掛けられた罠を見抜くのはそれ程難しい事ではないと思います。
調べる手間と、比較する為のちょっとした知識があれば誰にでも出来る事です。そこに新たな発見を楽しめる余裕があったら苦になりません。
上級マイラーになれば、
雨が降ったら家には帰らない・・・
そんな素敵な予定を作ってしまう大胆さも楽しめるんじゃないでしょうか。
それとも変わった修行僧として1日中カッパを着て過ごしますか?
生き残れ・立ち上がれ修行僧たちよ!!
動画を作成したので参考にしてください!!
《 今後の運営方針について 》
全ての動画はプレミア配信にしていませんので無料でご視聴可能です。
今まで記事を読んで下さった方の為に、note・ブログ最新記事は「次の記事」を出すまで一般公開しますのでご安心下さい。メンバーとの区別化の為にメンバー様には紹介した他社キャリアの同路線フェアファイルの全てを追加でご紹介します。又、プランごとの記事に自由アクセスです。
どこにもない詳しい運賃紹介を丁寧に解説していますので、
ご了承いただければ幸いです。
激しい飛び方・泊まり方で培った経験談を交えた内容を今後も継続し、皆さんが「極上マイラー」になれるよう航空運賃の辞書を作りたと考えています。今後もご自身のお好みのスタイルでお付き合いいただけれと思います。
楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!
復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。
極上うなぎ。