皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/
今回は、
JAL【 ロサンゼルス発・東京行き236ドル♪ 】です。
この新シリーズは各航空会社の「最安運賃」を紹介しています。
IT運賃・GIT運賃と呼ばれる包括運賃・格安航空券ではありません。
航空会社の直接販売・代理店を介さない一番安全な購入方法です。
僕の記事と動画のメインテーマは『国際航空運賃』です。
リクエスト・ご意見を頂き少しずつ軌道修正をし、
多くの方に参考にしてもらえる作品づくりに努めています。
現在はJAL / ANAの運賃を中心に
「初心者用」と「中級者・上級者用」を分けて作成しています。
円安・燃油費高を少しでも回避したい気持ちは僕も同じです。
マイルやポイントの積算率は重要ですが、旅行主体の方も多くいます。
その方々にも「日本発・海外発」の最安運賃を紹介する事にしました。
安価なものは単純往復旅行者にとって
「不必要」とされる「利便性」を削ぎ落しています。
「利便性とは変更・払戻などの使用条件」です。
覚悟は出来てますか、説明しましたよ。
安いものは利便性の良くない買い切りチケットが殆どです。
では始めます!!
こちらが航空会社が隠す「ロサンゼルス発・東京行き」の運賃表です。
最安値は運賃番号1番「236ドル」予約クラスは「Oクラス」になります。
こんなフェアファイル見た事ありますか?
「O」クラスだけで20種類以上あるOクラスづくしです。
今回のターゲットは最安値の236ドルですが、
強調したい部分は別にあります。
シーズナリティーをご覧下さい!!
このフェアは「4月中に出発するルール」があります。
そして、近年では珍しいマイレージ制運賃です。
安価なものは単純往復ルールが多く、好きな行程を組めません。
マイレージ制は希望経路で組立可能が、このフェアはノーマル運賃ではないのでJALが定める乗継ルール・途中降機ルールが適用になります。
海外発運賃の安さを知る上で重要なのが「自国の航空券料金」です。
こちらは「日本発ロサンゼルス行き」のJALの運賃表です。
最安値は運賃番号1番の「Nクラス・160000円」になります。
燃油費・諸税が10万円ほど積算されるので
最安値を取っても25万円を超えます。
こちらの資料をご覧下さい!!
JALのマイレージ積算率です。
予約クラスでグループ分けされていて、
日本発最安「Nクラス」・アメリカ発最安「Oクラス」共に30%積算です。
このような形で見ると同じような位置付け・価値だと思われるでしょう。
この予約クラス位置付け資料では如何ですか?
アメリカ発と日本発には2段階の差があります。
そして・・・
日本発は「Qクラス以下」の
4つもの予約クラスを間引きしてしまっているんです。
それらの料金設定を隠してしまい、設定除外しています。
その為に日本発は高くなったと感じるんです。
その調整を行うのがセールです。
目玉商品として「O / Zクラス」を設定しています。
フェアルールを簡単に解説します。
ノーマル運賃以外の公示運賃は、
1~2ヶ月ごとに区切って価格を調整しながら設定されています。
ルール3番に最安値が適用になる条件が記されています。
太平洋フライトを飛ぶ「期間」の説明があり、
アメリカから日本、日本からアメリカへ
両方向共に「4/1~4/30」と限定されています。
重要な部分は簡単に解説します。
ルール8番は途中降機に関して記されています。
1回可能で手数料は100ドルです。
ルール9番は乗継に関してです。
エリア3とは、TC3と言われるアジア地区を指します。
アメリカから見ると「目的地」となる地域「日本」になります。
日本行きならTC3ではなくJAPANと記せばいーのに!!
と感じる方もいるでしょう。
そんなアナタは鋭い視点をお持ちです!!
実は、このフェアはアジア方面全てに設定されているんです。
ルールファイルは似たような都市は使い回しされ、
アジア地区など大きな区分けが可能なものは一括表記されたりします。
その為、ルール4番のフライトアプリケーションに関係のない
「フェアコンポーネント」ごとの指定まで記されています。
別の地域があると言う事は、
それらの運賃も設定されていると読み取る事が可能です。
ルール16番はペナルティに関して記されています。
キャンセル不可・変更も不可です。
今回狙った「Oクラス」に空きがあればJALアプリでも料金を提示する筈です。ルールに従い4月中の出発で検索しました。
全ての日程を調べたところ、往路の最安値は「451ドル」のようです。
近年の航空会社の料金表示は諸税込みになっています。
往復の場合は、その半額を記しています。
アメリカン航空とのコードシェア便を取ると高額になります。
最安運賃はJAL・自社利用を促す料金なので、他社へ利益が流れるものは高額なんです。
運賃詳細・フェアファミリーを確認すると、
やはり衝撃的な文言「スペシャル」と「セーバー」を抱き合わせています。
ルールの厳しさ・ヤバさを表現しています。
こんな激しい表現を目にした時は
「ガチガチのルール」だと思って間違いありません。
変更不可・払戻不可です。
因みに「スペシャル・プラス」になると80ドル追加で「変更可能」になるようです。JAL運賃を勉強している方は気付かれたと思います。
「スペシャルプラス」は日本発にはないフェアファミリー名称です。
手数料は無料になり興味をそそられる方もいるでしょう。
ここで重要ポイント!!
手数料が無料であっても、変更時に「Oクラス」に空きがない場合は、
より高額なクラスで取り直す必要がありその差額を徴収されます。
YクラスやCクラスしか空きがなかったら
半額分の「5000ドル・1万ドル」と言われる事もあります。
今回の新テーマである「最安運賃」は衛ではなく攻めの運賃
である事をお忘れなく!!
この画面には3つ~4つの異なるフェアファミリーが提示されるので、
料金差とルールの違いを読み込むと「運賃額の傾向」が掴めるので勉強になります。又、一つ上のクラス・プレエコの料金、設定がない場合はビジネスクラスの最安値を提示しますので、価格差が小さい時は上位クラスを検討するのも良いでしょう。
ここで注意点です!!
皆さんが探しているのは・・・
スワイプして左側に追いやってしまった最安価格です。
この比較は高額エコノミークラス「フレックス」と
上位クラスとの差額を小さく感じる仕様です。
視覚マジック・JALのハニートラップにかからない様ご注意ください!!
復路はJAL便利用の「507ドル」が最安値になります。
往路と違って羽田発になるようです。
羽田発のフライトを選ぶ際の注意点は、
その利便性から「フライトサーチャージ」と呼ばれる
手数料を付加される事があります。
これは諸税欄に記される事はなく、
チケットのベース価格に組み込まれて
「見えない」ようにされてしまいます。
成田便との差額が大きい場合はフライトサーチャージを疑って下さい。
上位クラスになると数万円の差額になります。
又、この路線だけではなくアジア線・ヨーロッパ線も同様です。
台湾の松山(ソンサン)空港・桃園空港や韓国の金浦空港・仁川空港など、Co(コー)タミナル・マルチエアポート検索する際は
「フライトサーチャージ」を意識するとより安価な料金選択が可能です。
これは曜日や発着空港の利便性に付加される傾向があるので、
発着時に陸路移動で面倒や不便があったり、
移動時間・交通費が多くかかる事があります。
「移動の利便性・費用」と併せて考えると
現地ではよりスマートな行動になると思います。
各フェアファミリーを添付しているので興味のある方は
「価格差・条件」を読み込んで下さい。
単純往復価格で「958.90ドル」と提示されました。
この中身を簡単に確認しましょう。
チケットのベース価格は「257ドル」です。
運賃番号1番の「236ドル」・運賃番号2番の「258ドル」どちらとも合致していません。ベース価格の詳細を開けないのでサーチャージを追加されているのか、誤差があるのか定かではありません。
これにフォーカスするとかなり時間がかかります。
このシリーズは完全解説ではいのでご容赦下さい。
燃油費は「約603ドル」・その他諸税が「約98ドル」です。
運賃番号21番以降のフェアも貼り付けますのでご活用ください。
因みに「Oクラス」は31個ありました。「Q」と区別して数える間違い探しのようです。皆さんも31個ある理由を考えながらか数えてみて下さい。
このフェアは大阪行きも同料金です。
LAX/KIX線が復活しているので、関西圏の方は直行便の利用も可能です。
ぼてぢゅうが好きな方は、羽田から国内線利用で関西線を取る事も可能です。
名古屋行きは「386ドル」と150ドル追加になります。
中部からの国内線移動は便数が少ないので、東京・大阪までの往復費用「約22000円」はJAL課金ではなく、陸路移動に充てると選択肢が増えます。
他の地方都市も全て「150ドル」追加になります。
関西空港発着・東京発着と併せて安価になる行程でご検討下さい。
今回の最安値「Oクラスは」マイレージ制運賃ではありますが、
乗継制限があるのでフル活用は難しいです。
上級者・マニア用に西海岸主要都市の
MPM・TPMを添付しますので参考にして下さい。
今回の新テーマは、航空運賃面から
「日本人旅行者の今をしのぐお手伝い」が目的です。
メインの運賃紹介のように、踏み込んだ解説をすると難しくなるので
必要最低限のルール解説をしています。
選ぶコツとポイントも簡単に説明しますが、
踏み込んだ内容を知りたい場合は、航空券の勉強が必要になります。
その先へ進んでみたいという方は
世界各国発の「運賃解説記事・動画」にて
勉強できる環境を整えていますのでご利用下さい。
動画を作成したので参考にしてください!!
《 今後の運営方針について 》
全ての動画はプレミア配信にしていませんので無料でご視聴可能です。
今まで記事を読んで下さった方の為に、note・ブログ最新記事は「次の記事」を出すまで一般公開しますのでご安心下さい。メンバーとの区別化の為にメンバー様には紹介した他社キャリアの同路線フェアファイルの全てを追加でご紹介します。又、プランごとの記事に自由アクセスです。
どこにもない詳しい運賃紹介を丁寧に解説していますので、
ご了承いただければ幸いです。
激しい飛び方・泊まり方で培った経験談を交えた内容を今後も継続し、皆さんが「極上マイラー」になれるよう航空運賃の辞書を作りたと考えています。今後もご自身のお好みのスタイルでお付き合いいただけれと思います。
楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!
復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。
極上うなぎ。