皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/
今回は、
緊急告知!《ANAシドニー発・パース発》
期間限定セール・日本国内線無料!
です。
この新シリーズは各航空会社の「最安運賃」を紹介しています。
IT運賃・GIT運賃と呼ばれる包括運賃・格安航空券ではありません。
航空会社の直接販売・代理店を介さない一番安全な価格と購入方法です。
紹介するものは設定運賃上の最安値であり、
全ての方に満遍なく提供されるものではないのでご了承下さい!!
昨日、別記事を作成していたところ、
日課である運賃検索をしていて発見しました。
本日公式アップデートされたので作成しています。。
期間限定の運賃なので一刻も早く正しい内容を詳しくお伝えします。
公告されていない部分を
虎の巻『フェアファイル・ルールファイル』を使って
より踏み込んだ考察をしますので是非ご活用下さい!!
今回は、
*シドニー発日本行き
*『新規就航』パース発日本行き
同時開催なので2本立てです。
「日本国内線が無料」で付けられるのが最大の特徴です。
那覇・石垣・九州・四国・北海道全て無料です。
ANAの国際線は羽田と成田がハブになるので、
普段は関空・名古屋・福岡からの他社国際線をご利用されている方も
セール価格のANA便をご検討下さい。
最重要ルールを初めにお知らせします。
発売期間は本日6/21から「6/25まで」
旅行開始は「3/15出発分まで」
シドニー発券を検討されている方はこの機会をお見逃しなく!!
夏の期間は対象ですが、年末年始は対象外なのでご注意下さい。
*エコノミークラスは「Kクラス」
*ビジネスクラスは「Pクラス」
ビジネスクラスはパース線にのみ設定されています。
先ずはシドニー線の詳細とルールをチェックします!!
出発日が「4つの期間」に区切られて限定されています。
対象便は「NH880/879」・「NH890/889」です。
価格は997AUDからで、エコノミークラスのみの設定。
主要都市の他、石垣などの長距離線も無料です。
僕は基本運賃・ベース価格「17400円」をお知らせしました。
オーストラリアでは諸税込みの料金表示を義務付けられているので、
航空券価格も諸税込みになっています。後ほど詳しい運賃検証をします。
シドニー線は羽田から2便飛んでいます。
それらの特徴を把握する事が重要です。日本行きは偶数便です。
NH880は夜便・シドニー発20:55で羽田に翌朝5:45着なので多くの便へ接続可能な時間です。
NH890は昼便・シドニー発11:50になり、羽田には夜20:35に到着します。
夜に到着すると地方への同日乗継が出来ませんのでご注意下さい。
ここで重要ポイント!!
国内線無料を活かし乗継ぐ場合、MCT(ミニマムコネクティングタイム)という最低乗継時時間を考慮すると殆どの便への乗継が出来ません。
東京に一泊して翌日に乗り継ぐなら「翌日20:35まで」の好きな便を選べます。乗継の定義は「24時間以内」です。「未満」ではないので、到着と同時刻までなら途中降機になりません。最大限に活かして下さい。
乗継ではなく東京でS/O(途中降機)する行程に関しては、webで説明がありません。ルールファイルを用意していますので、後ほど確認しましょう。
NH879は夜便なので、地方路線からの乗継は問題ありません。
NH889は朝便になるので地方から出発される方は前日入りする必要がありますので注意が必要です。
次にパース線です。
*エコノミークラスは「981AUD」~
*ビジネスクラスは「2906AUD」~です。
「~の波線」は、セール運賃がない場合に通常運賃を提示するので、
クレームがないように対策をしています。
パース線は「新規就航」路線で「10/28」が初便です。
注意点は「羽田」ではなく「成田発着」になる点です。
2つの期間に分けてセール価格の販売をしていて「10/28~11/30」と
「2/1~3/15」出発分です。
スケジュール確認は重要です。
パース発は1便のみで「21:55発」・成田に08:30着です。
成田空港からの国内線線接続は路線が限られるのでご注意下さい。
先に申し上げますが、ルールファイルには日本で途中降機が可能と記されています。往路・復路各1回、計2回可能なので日本までの国際線部分と、国内旅行を分けて組まれると羽田発着の国内線が利用可能なので、利便性が向上します。
ANAは「予約クラス・フェアベイシスという運賃種別コード」まで丁寧に表記してくれています。
又、国内線無料を謳っているので「国際線に付属する国内線部分の予約クラス」まで教えてくれています。
この部分には、国際線と同時購入する国内線予約クラスの激しい変化の歴史があるからです。始まりは「Yクラス」からでした。後に「Bクラス・Mクラス・それらの混在」を経て「国際線と同じクラスを取る」ようになりました。ビジネスクラスに於いては、国内線にビジネスクラス的な「中間クラス」がない為、ファーストクラス以外はダウングレードになります。
その為、Yクラスというフレックス運賃タイプのクラスが付与されます。
因みにJLにはクラスJがあるので、ビジネスクラス運賃の場合「クラスJ」を利用可能です。
ここで注意点!!
見逃しがちな事なので、アタマに叩き込んで下さい。
国際線にセールタイプ「Kクラス」があり確保可能でも、国内線を同じ予約クラス確保しなければなりません。その位置付けは低いものなので、折角国際線を確保出来ても国内線が満席に近く取れないケースがあります。
その場合は、料金が高額になるので「国内の路線・便」を変更して調整して下さい。少し脅してしまいましたが、現在は以前に比べてかなり取り易く設定してくれています。
JALと違い、「国内線の充実・強化」・「国際線のビジネスクラス改革」で成長した企業です。故に、国内ネットワークとその柔軟性を強みにしていますので、国際線に関しては国内線を安売りする傾向が強くなっています。
予備知識として、又は「もしかすると」に遭遇したら思い出して下さい。
今回のセールは「最低滞在日数3日・最大30日」です。
燃油費が高額なので気軽に楽しめる期間ではなかもしれませんが、
2025年3月まで予約可能なので、機会があればご利用下さい。
もう一つ重要なスケジュール確認があります。
ANAは国際線就航当初から「曜日運航」がメインでした。
その目標が「全便デイリー化」です。
ANAで最も有名だった大橋社長が掲げた目標です。
それを実現し強いネットワークを創り上げて今日に至ります。
しかし、3年間の休業状態があった為、新規就航でも攻めの姿勢を貫くのは難しい現状です。パース発は「月・木・土曜」の週3便です。
オーストラリアは日本との時差が1時間なので日本発も「月・木・土曜」です。羽田と違い深夜発の便がない為、同じ曜日の運行なので覚えやすいと思います。
運賃検証をしました、先ずはシドニー発から。
国内線が無料なので一番遠い石垣行きを取っています。
ルールは「Super Value」諸税込み53600円。
「予約変更・払戻不可」です。予約クラスは「INT/DOM」共に「K」
次に「石垣発シド二ー行き」です。
ルールは「Super Value」
往路同様にセール運賃は「予約変更・払戻不可」でKクラス。
合計金額104630円・諸税87230円です。
ベース価格は17400円になります。
燃油費がない頃は、諸税を足しても3万円未満だと思うと飛んでもないサーチャージだと毎回思います。
しかし、こういったセール品・特にエコノミークラスは、その目的が航空券そのものではなく「燃油費を徴収する為」にあります。
燃油費が高額でなければベース料金をここまで下げる事はありません。
トータルで収益を考えたバランス調整です。
往復の積算マイルは3650マイルです。
プレミアム会員は更にボーナスマイルが積算されます。
又、PPは国際線部分は基本マイルの30%分が1.5倍になります。
次にパース発・石垣行きです。
ベース価格は「17400円」・シドニー発と同料金です。
Kクラスの諸税込みは102990円になります。
運賃計算はアプリで簡単に算出可能なので、獲得マイル数を導い下さい。
僕は、違うものをお見せします。
パース発初便を最安値で確保しようとすると「Sクラス」になりました。
日本からパースに戻る便を「K」クラスで確保して運賃差額とマイル数を割り出す基準として組んだものです。
そのクラス混在獲得マイル数は「4919マイル」になります。
*Sクラスの積算率は「50%」・Kクラスは「30%」です。
PPについてはこちらも国際線部分は1.5倍になります。
その合計金額は「139290円」と出ました。
航空券ベース価格は「53700円」なので、片道「Sクラス」するだけで36300円も高額になります。
このように、片道だけ違うクラスを提示された場合でも希望でないからと直ぐに再検索するのではなく、折角使った時間を無駄にしない為に「その価格差を知る、それを比較して楽しむ」と視点が増えます。皆さんの取った行動全てに意味があるんです。
有効活用して下さい!!
それでは、プロ仕様で運賃を検証しましょう。
「SYD発東京行き」のフェアファイルです。
セール品「Kクラス」は運賃番号1番・ベース価格165AUDです。
1SEPで検索したので「シーズナリティ」欄には「8/20~9/11」までの4つの期間の内の一つが指定されています。
運賃番号2番の「Lクラス」が通常運賃最安値「453AUD」です。
ルール「スペシャルで変更有料・払戻不可タイプ」です。
その下にある3番の「Lクラスは払戻が有料で可能」というルール「BASIC」のLクラスです。
この運賃差額100AUDがルールを一つ上げる為の手数料になります。
こちらが「OSA行き」のフェアファイルです。
殆どの路線で東京行きと同額設定等なので、国内線が無料で付いている事を意味します。「伊丹・関空・神戸」の3つ空港が「OSA」を意味します。
これを「マルチエアポート・Co.ターミナル」と言います。
こちらは「SYD発石垣行き」のフェアファイルです。
運賃番号2番・3番の金額が200AUD高額になっています。
これは「通常の国内線追加料金」には片道100AUD・往復200AUDかかる事を意味しています。
それに対して運賃番号1番のKクラスは「165AUD」と東京行きと同額で涼しげな顔をしています。
国内線だけで200AUD得すると価値基準が導けましたネ。
こちらがセール運賃「Kクラス」のルールファイルです。
ルール3番のシーズナリティ部分に「4つのセール対象期間」が記されています。ルール4番には「ANA便」しか使えない指示があります。
次に重要なルール8番途中降機に関して。
片道1回・往復2回無料で可能です。
海外発運賃は、日本への誘致活動の意味があるので途中降機不可はあまりありません。日本人が海外へ行く場合は、自国のキャリだとそれを利便性が上がると称して片道1回・追加料金1万円を取るケースが多くあります。
航空券価格の安さだけではなく「自国以外の航空会社」を選択すると、外国人誘致の意味があり途中降機を無料・フリーストップオーバーと売りにしています。海外周遊する時のポイントは訪問都市数に対する追加料金を合わせて競合する事です。
ルール12番のサーチャージには隠された罰金が記されています。
NH880 / 879便を利用する時は60AUDが追加徴収されます。
シドニー発着は2便ありました、どちらが対象便か分かりますか?
いつも申し上げてますが、日本の航空会社から見て「利便性」に対してアドオンされるケースが殆どです。そう考えると、深夜発・早朝着の便と導けます。現地に朝着くので時間を有効利用出来る・ホテル代が1泊浮く、そんな便を選んだ時に、少し振り返ってみると細かい比較に目を向けられるようになります。
ルール15番のセールス・レストリクションズは販売制限に関して。
「6/21から6/25まで」の限定運賃です。
ルール16番ペナルティーズ。
予約変更・払戻不可と厳しい条件です。
機材不良・天候事由の際には有償航空券は強みを発揮します。
その点を考慮して、台風なんか恐くないと自信を持って購入しましょう。
今回は見つけてからアップするまで、半日程度だったので超特急で資料加工・原稿作成・レコーディングをしました。
実は今回他の路線にも目玉セールがあります。
徹夜で作業して間に合えばアップしますのでお楽しみに!!
情報はナマモノです。
新鮮な内にご賞味下さい!!
動画を作成したので参考にしてください!!
《 今後の運営方針について 》
全ての動画はプレミア配信にしていませんので無料でご視聴可能です。
今まで記事を読んで下さった方の為に、note・ブログ最新記事は「次の記事」を出すまで一般公開しますのでご安心下さい。メンバーとの区別化の為にメンバー様には紹介した他社キャリアの同路線フェアファイルの全てを追加でご紹介します。又、プランごとの記事に自由アクセスです。
どこにもない詳しい運賃紹介を丁寧に解説していますので、
ご了承いただければ幸いです。
激しい飛び方・泊まり方で培った経験談を交えた内容を今後も継続し、皆さんが「極上マイラー」になれるよう航空運賃の辞書を作りたと考えています。今後もご自身のお好みのスタイルでお付き合いいただけれと思います。
楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!
復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。
極上うなぎ。