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極上うなぎ。のブログ

復活準備中♪

なぜ隠す?『JAL』東京⇒ドバイ運賃 大公開!! 初便残席お披露目♪

 

 

 

皆さ~ん、こんちは(^^=)/

 



今回は・・・

JAL』ドーハ行き直行便・新規就航!!

運賃をなぜ隠す?
ドーハ行きフェア大公開!!
2024/03/31・初便残席お披露目♪

です。

このシリーズは、JALのフェアを解説しています。
ANAオンリーの方でも、
利点・欠点を比べられますので是非ご参加下さい。

中級者・上級者の皆さん、お待たせしました。
最近は、リクエストにお応えして初心者用を作成していましたが、
今回は少し踏み込んだ濃い内容です。

盛沢山の内容ですが「ひとつの動画・ひとつの記事」で
完全攻略
出来るように仕上げています。

基本の運賃・利用法から徐々に掘り下げます。
マイラーの世界に下克上の規制はございません。

憧れのステータスが目標ではなく
単なる通過点になるよう

スキルと多角的視点を僕と一緒に「丁寧に」磨いてみませんか!!

「生き残れ、修行僧たちよ!!」

JAL国際線就航70周年記念として「特典航空券ディスカウントマイルCPN」を開催しています。ドーハ線は「50%オフ」

*エコノミークラス・片道10000マイル
ビジネスクラス・片道25000マイル

です。海外発券のきっかけとして利用するとお得です。

QRカタール航空)とC/S(コードシェア)提携をしています。
QR運賃では日本発EU・アフリカ行きも設定されています。
このような場合、逆の発想をする事が重要です。

日本から設定されているという事は、同じ路線で日本行きも設定されている事が重要なポイントになります。

更に、QREK(エミレーツ)・SQ(シンガポール)航空・TG(タイ航空)・CX(キャセイパシフィック航空などのアジア・中東系の航空会社は自国を経由させる乗継便利用に力を入れています。
これは「ハブ・アンド・スポーク」と呼ばれる戦略です。
車輪やプロペラの中心(hub)から数多くのスポークが伸びる様を表現しています。

大和物流株式会社画像引用

「ドーハから東京」へのフライト利用するなら、第三国からドーハを経由する行程を取ることで運賃・条件が良いものになる傾向があります。
直行便を選ばずに不便を買って出るようなカタチで、航空会社は途中降機無料やキャンペーンでホテル提供などの特典を付けたりします。

料金面でも優遇されます。
どの国でもフラッグキャリアが一番人気です。
他国で商売をするには、その国の言語・文化・習慣・食事など全てを揃えた品質が求められます。その為、出稼ぎをメインにしている航空会社は、海外での販売は価格を下げて多方面に行ける事を売りにしたり、以遠権を利用した更に遠方での商売で集客しています

そんな出稼ぎ方式もホームに戻ると強気になります。
マイラーにとって海外発券をする際の最善の選択は、フラッグキャリア以外を選ぶ事と、ハブ・アンド・スポークを売りにするキャリアの低価格ビジネスクラス・ファーストクラスを狙う事です。

単純往復は旨味半減・利便性は強気の売りと覚えておきましょう!!

それではフェアファイルを検証しましょう!!
最安値は運賃番号1番「Qクラス・80000円」です。
Qクラスより低い有償の予約クラスは覚えていますか?
「O / Z / Gクラス」の3つですが、DOH線には設定されていません。

今回勉強する「HND⇒DOH」はかなり特殊な運賃です。
それを的確に見極めるには、今までと違う視点が必要になります。
日本発運賃にのみ面倒な仕掛けをするJLらしさがあります。
上級者を含めて多くの方が騙される仕掛けがあります。

このフェアでは先ず
「GI」(グローバルインディケーター)をチェックしましょう。
殆どが「EH」になりますが、
運賃番号15番・18番に「TS」(トランス・シベリア)があります。

次に運賃番号21番~40番までのフェアファイルにもGI「TS」が多くある事を確認して下さい。この違いは一体何が狙いなんでしょう、、。

低予約クラスのフェアファイルに戻り、その基準を見つけ出します。
予約クラスを縦読みすると、同じコードが多く目に付きませんか?
「Sクラス」が4つもあります、4番・6番・15番・18番です。

15番・18番はTSルートだと先程確認しました。
4番・6番のGIを見ると「EH」になっています。
重要ポイントです!!

4・6番のSクラスの価格と比べて、15・18番のSクラスの価格は2倍以上の高額設定になっています。この違いはいつも見ている「フェアファミリー」によるルールの違いではありません。
「GI」の違いだけで2倍の価格になるのかと不思議に思っていますか?

その通りです、それが事実・現実なんです。
中東は地理的に微妙なポジションで、ヨーロッパだと思ってる方も多いでしょう。位置的にはヨーロッパにかなり近く間違いではありません。
しかし、航空業界では「EH」(イースタン・へミスフィア)が最短のルートだと設定されているんです。
その為、シベリアルートを取ると経由地がヨーロッパになります。
それでGIがTSの場合は、料金がヨーロッパ並みの価格になるんです。
逆に、ヨーロッパ方面なのにEH設定されいる事で「東南アジア・南アジア程度の価格設定」に不思議なお得感があると感じた方も多いと思います。

では次に運賃番号7番~12番の6つのフェアにフォーカスします。
「V / L / Mクラスが2つずつ」あります。
それらの価格差を見ると、どのクラスも2万円の差額です。
「GI」はEHで同じなので、この差額は使用条件によるものだと判断が出来ます。各クラスの違いはフェアベイシスから読み解くと便利だといつもお伝えしています。

その一番重要な部分が「フェアベイシスの最後の一文字」です。
これがフェアファミリーを表すコードとして正確に機能しています。

運賃番号の7,9,11番は最後の文字が「H」なのでスペシャになります。
運賃番号8,10,12番は最後の文字が「D」なのでセミフレックスです。

スペシャルとセミフレックスの重要な違いは「キャンセル出来るか否か」です。2つずつある「V / L / Mクラス」の差額が2万円だったので、フェアファミリー「スペシャルとセミフレックス」の差額がそのままキャンセル可否の費用2万円という事が分かります。

更に、このドーハ行き運賃の重要な部分を掘り下げます。
4つの運賃が存在した「Sクラス」にフォーカスします。

運賃番号「4番と6番」の差額・「15番と18番」の差額も2万円です。
先ず4番と6番は「GI / EHルート」の「スペシャルとセミフレックス」です。

15番・18番は「GI / TS」のヨーロッパ経由運賃でその差額も2万円です。
「フェアベイシスの最後の文字もHとD」で合っています。
確かめ算として3つのフェアファイルでその文言を確認します。

先ずは、SクラスのEHルートのフェアファミリー「スペシャル」です。
ルール16番にペナルティに関して記されています。
キャンセルは不可・変更は2万円で可能とあります。

今回の検証は尺の都合でルール16番のみにします。
運賃番号6番と18番に関しては全てのルールを「はてなブログ・note」に添付していますので、参考にして下さい。

運賃番号6番のEHルート・Sクラスセミフレックスです。

運賃ルールをセミフレックスにするとキャンセルは3万円で可能になります。そして変更に手数料はかかりません。再予約する際にはSクラス以上を確保するのが条件です。繁忙期に変更するとHクラスやBクラスなどの高額クラスしかない場合に差額を徴収されますのでご注意下さい。

便利な利用法としては、チケットが未使用で航空券の第一区間を変更する場合、燃油サーチャージが発券時より低価格になっている場合は、差額の返金があります。この諸税調整をリアセスと言います。リアセス後にリイシュー処理されます。

ルール12番のサーチャージ項目にフライト指定罰金が記されていますので、お時間のある方は、どの便に罰金が科せられるのか、その理由を追究してみましょう。

こちらが運賃番号18番のSクラス・セミフレックスです。

TSルートのSクラスも3万円で払い戻し可能、変更は無料と記されています。
いくつもの記事や動画で説明してきましたので、お気づきの方もいるでしょう。航空会社は都合の悪い部分には「無料」とは記しません。
ここにも「変更料金」に関していつでもいーよとしか記されていません。
これは、先程説明した「変更時は予約時と同じクラス以上」で取り直す必要がある為、その時に高額クラスを取ると「無料じゃないだろう!
ルールと異なるからタダにしろ」と吠える方が一定数いるんです。
良く勉強した正論の揚げ足取りなので、カスハラとは言いませんが、
そんな場面に遭遇すると、余裕を持つ事は重要だと気付かされます。

もう一つ皆さんに気付いて欲しい部分があります。
それが運賃番号17番の「Xクラス」。
長距離路線には珍しく、25万円とかなり低価格設定されています。
ルートはEHなので、JALの直航便のみ利用可能です。
Xクラスを狙う際の注意点は、残席がかなり絞られているので空席があるなら迷わず確保した方が良いと思います。

次にEHルートの高額クラスのフェアファイルです。
「Xクラス」と比較するのが125%積算の「Iクラス」になります。
「Xクラス」のフェアファミリーはスペシャルでした。
Iクラスは、運賃番号28番・31番・34番です。
EHルートのIクラスは3種設定されていて、フェアベイシスから読み取るフェアファミリーは・・・

*28番がスペシャル35万円
*31番がセミフレックス38万円
*34番がフレックス42万円
です。

簡単に解説すると、キャンセル不可から可能にする差額が3万円キャンセル無料・変更自由なIクラスにするには更に4万円追加になります。
このようにコードを知るとルールファイルを見なくても条件と差額を把握出来るようになります。

因みにEHルートのDクラスは運賃番号38番で50万円・スペシャです。
近年のJLは生き残りを賭けた利益重視型になり、「Xクラス・Iクラス」を絞る傾向があるので、基準・目安としてDクラス以上の価格を知る事が重要です。以前にもお話ししましたが、エコノミークラスの価格基準点は「MクラスとKクラス」です。繁忙期におけるイールドコントロールでこのクラスがクローズされるかオープンしているかで混雑状況とお得度を読み取れます。

そして運賃番号41番以降は、殆どがTSルートを取る高額予約クラスです。

こちらは最上位クラスの運賃です。
ふた昔前の日本発ヨーロッパ行き運賃がこんな感じでした。ディスカウントビジネスクラスが40万円から60万円。ノーマルビジネスが100万円・ノーマルファーストクラスが200万円だったので、中東は少し安めに設定されています。

JL-TYO/DOHノーマル運賃はJクラスが「1734000円」
ファーストクラスFクラスが「EHルート180万円」・「TSルートが3414000円」

です。

因みに現在のJLのCDG/LHR行きのJクラスは130万円~200万円になります。ファーストクラスはEHルートが210万円・TSルートが360万円です。
覚える必要はありませんが、飛行機系の配信者がサムネで「300万円のファーストクラス」など謳っているのは、買った時の価値をノーマル運賃にしているからです。こんな価格で乗ってる人はVIPコードが付いてロイヤルケアがあります。ファーストクラスにもパーソナルケアの有無があり、松竹梅が存在します。上を見たらキリがありませんネ。

地方在住の方は羽田までの追加料金が気になるところです。
「東京・大阪・名古屋」は同料金。
他の都市は、片道8000千円・往復16000円の追加料金です。
地方在住の方は、最寄りの空港から目的地までを通しで買う方がお得なので、無理にLCCで繋げるようなことはしない方が良いです。
国内線を別の航空会社で買ってしまうと荷物がスルーにならず、羽田でピックアップする事になります。更に国際航空券は、1つの予約記録に全ての便を納める事が、ディレイやキャンセルの際にケアを受ける権利となります。
別購入すると、その補償がなくなりディレイしてもJALは責任を負わなので乗り遅れや、チケットの買い直しになります。
全ての行程が1つのPNR「予約記録」に入っている状態を「通しのチケット」と呼んでいます。国内線乗継だけではなく、目的地国からの乗継も同様です。その先をLCCでと考えてる方は、通しのチケットで価格を競合してから安全性を考慮してご検討下さい。

それでは、羽田発ドーハ行きの初便の空席状況を確認しましょう。
売れ行きは芳しくないようです。ビジネスクラスは6席残っています。
エコノミークラスはフルオープンしています。滅多に見られない状況ですよ!!

ひと昔前のように「EKやQR」が成田と羽田のスロットを持ってない時なら違う結果だったと思います。欲張りな中東系キャリアは成田・羽田線を既に獲得しています。更に同じような時間に飛ばしているので客の奪い合いです。

初便でこんな状況なので、ドーハ線は50%ディスカウントをしているのでしょう。

実は会社的にもっと重要な事が隠されています。
年度末で座席占有率などを集計し、それが社長・役員の実績になるのはご存じですか?
社長や役員が変わったりする際に花を持たせる方法が、座席を売りまくる事です。ホテルで言うなら稼働率です。実際は社長の実績ではないのですが、1つの目安・勲章として捉えられています。

ドーハからの羽田行きの初便もJAL便は同じような残席状況です。
QR運行のコードシェア便は全く取れない状況になってます。
ドーハ発の時刻が同じなんですが、提携している意味があるのか疑問です。客を奪い合う事に価値があるのでしょうか?

こちらは3/31のQR側から見た残席状況です。
JL運航のQR便テイクにはIクラスを開放して、Vクラス以下をクローズしています。QRフェアを全て見たのですが、JLの10倍ぐらいの数があったので紹介するのを控えました。

こちらが4/1のドーハ発のQR側からの残席状況です。
この辺をコントローラーがどうプログラムするのか頭脳ゲームが展開されるでしょう。締め方と開け方が単純過ぎる、おっとりしたJALさんが心配になります。

次に一番重要なルートファイルを見て行きましょう。
EHルートは単純往復のみ許可されています。
FB(フェアブレイクポイント)がDOHなので当然です。
先に説明したように、マイラーがDOHに行きたいならその先の都市を目的地に取るのが賢明です。

こちらがTSルートにになります。
(YY)なんてコードは久しぶりに見ました。
YYとは、トランプで例えると「ジョーカー」になります。
好きな航空会社を入れる事が可能です。
OWに限らずスターアライアンスでも構いません。その区間の就航があるキャリを自由に選べるコードです。全ての区間がYYになるチケットが普通運賃・ノーマル運賃です

こちらのはマニア用に補足です。
運賃番号18番のSクラスの「SNN02ZCD」はJLのアマデウスファイルと異なるようです。フェアデスクと話したのですが、JLフェアではフェアベイシスが「SNN03BCD」になるようで料金は251000円だそうです。


幾つかミスファイルがあり、その基準を見付けました。フェアベイシスの頭から6番目の「Z」コードをJLでは使用してないようです。GDS側・JL側どちらのミスか分かりませんが、このフェアでは「Zコード」の運賃にご注意下さい。

そして、極上うなぎ。オリジナルのフェアベイシス解析暴露資料です。
通常、どのキャリアも話が通じるのですが、JLは経営破綻後から隠蔽体質になりました。AGTにも客にもコードを教えないそうです。
僕が勝手に読み解いたものなので、JALの助言は受けてません。
なので、隠すほどのたいそうなコードをきちんと読み解けてるか、とても不安な気持ちでイッパイです。話半分に聞く感じで参考にして下さい。

F/Bの頭から4番目の数字は購入期限を表します。
頭から5番目の記号と数字はミニマムステイに関して。
「NはNon、2は2日間・3は3日間」になります。

そして、頭から6番目のコードは

*AがEHルート
*BがTSルート

ZはTSルートのセミフレックスでロシアでの途中降機可能のコードだと思います。興味のあるマニアの方は、自作ルートでフェアコートしてもらって下さい。


今回もかなり掘り下げて解説してしまいました。
もっとサクッとアッサリな説明で初心者受けを狙いたいのですが、
上辺だけの知識を語っても意味があるのかと、
つい自分に鞭を打ってしまいます。

初心者用と上級者用の本数が増えてきたら、心置きなく短編を多く作って行こうと思います。YouTube開始当初の3分間レッスンが理想です。
言葉少なく、皆さんと互いに意思疎通を図れるよう工夫してみますので、
是非マニアを目指して勉強して下さい!!

動画を作成したので参考にしてください!!

《 今後の運営方針について 》

全ての動画はプレミア配信にしていませんので無料でご視聴可能です。
今まで記事を読んで下さった方の為に、note・ブログ最新記事は「次の記事」を出すまで一般公開しますのでご安心下さい。メンバーとの区別化の為にメンバー様には紹介した他社キャリアの同路線フェアファイルの全てを追加でご紹介します。又、プランごとの記事に自由アクセスです。
どこにもない詳しい運賃紹介を丁寧に解説していますので、
ご了承いただければ幸いです。

激しい飛び方・泊まり方で培った経験談を交えた内容を今後も継続し、皆さんが「極上マイラーになれるよう航空運賃の辞書を作りたと考えています。今後もご自身のお好みのスタイルでお付き合いいただけれと思います。

楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!

復活後の記事はブログカテゴリ【2023】に入れてあります。

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