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極上うなぎ。のブログ

15年ぶりに復活♪

<JAL / 激安インド発券>「デリー発日本行き」日本発の半額ってホント?

 

皆さ~ん、こんちは(^^=)/

 



今回は<JAL / 激安インド発券>
「デリー発日本行き」です。

このシリーズは、JALのフェアを解説しています。

ANAオンリーの方でも、ご自身の好きな航空会社の利点・欠点を
比べられますので是非ご参加下さい。

 

今回は「デリー発東京行き 」
メインテーマになります。

年始の記事・動画「マイラーのトロフィー」でお知らせしましたが、
現在メインにしてる運賃紹介では「中級者~上級者」をターゲットにしています。誰にも出来ない踏み込んだ詳細解説でグラデーショをつけ、
各レベルの理解から徐々に掘り下げられる仕様に仕上げています。

難易度について、指摘とリクエストをいただいきました。
こちらの上位集団にスムースに移行出来るように
「初心者編」も作成します。

又、アプリ・web作成時の完全解説も作成しています。
自分への要求が強いせいか、目を向けるモノに対して
「重箱の隅をつつく視点」
が根底にあり、
上級者でも見落としがちな解説が強みです。

先ずは重要な「運賃ルール」を確認します。
何度かお伝えしていますが、2024年4月よりルールが変更になります。
昨年末の発券分から適用になっているので目にした方も多いでしょう。

とは言っても、大半は何の事か分からないと思います。
「運賃表を隠し」・「ルールごとの差額を隠し」航空運賃の新ラインナップとのたまって「フェアファミリー」を陳列されています。

このフェアファミリーが「一つの予約クラスにいくつ設定」されているかの基準はありません。そして、これらは「日本発デリー行き」のものです。
JALは、海外発のフェアファミリー解説をしていません。
今回のフェアに関しては「予約変更の可否」の違い程度なので、ご自身が実際目にする画面で触れる事の重要性を考慮しました。

JALが航空運賃に「ダイナミック方式」を取り入れてからもう15年以上経ちます。その後、特典航空券にもダイナミック方式を採用しました。
基準を全く見せないわけにはいかないので、最低ラインは公表する。
それが「特典航空券必要最低マイル」であり、「国際線セール運賃」になるんです。皆さんの中で「価格の目安」がない運賃のルールを説明されて納得している方がるとしたら、世界の流れを誘導するグローバリズム・AI化といった「範囲が広すぎる説明」で何となくイメージさせられた理解でしょう。

頂上に君臨する一部の権力者が強制するグローバリズムを、
陰謀論・偶然と片付ける事で「安心感」を得ている方もるでしょう。

そうです、信じられない事実は恐らく偶然しょう。
身の回りにも起き始めた「偶然の連続という事実も偶然」ですネ。

皆さんから教えてもらいたいです。
JAL/ANAが推進するサステナ・ダイナミックは誰の為のものでしょうか?

《有償航空券・特典航空券・修行ルート・ステータス》
自分が求めるもと同じ目線で考察しましょう。

「生き残れ、修行僧たちよ!!」

 

ルールの次は、目安となるフェアファイルを検証します。
最安値は「BK-O」の「21400INR」です。

この運賃表を見て各々の視点で比較して下さい。
マイレージ積算率を覚えてる方は「予約クラス」にフォーカスして縦読みしましょう。お気に入りのクラスがあれは、視線を左にスライドすれば料金が分かります。「INRは*BSRで1.7~1.8」です。
*(BSR = Bank selling Rate)


航空会社も通貨決済機関を通して処理するので、客への請求は損がない様に上乗せしたレートを利用します。JALにはJAL自社レートがありますのでご注意下さい。

次に「旅行期間」、近年は「12ヶ月」のチケットが殆どです。
この期間が極端に短いものがあれば「その都市に於けるキャンペーン運賃」と認識していただいて構いません。
このケースでいうと「BK-O」がそれに当たり、

*購入期限「90日前」
*有効期限「1か月」

と他に比べて極端な条件です。
そして、最安値の地位を独占しています。
他の予約クラスを見ると「各クラス2つずつ」ありませんか?

次は「方式」がルート制になっています。
GI(グローバルインディケータ)は「EH」(イースタンへミスフィア)という南周りルートです。ロシア上空などの経路はTS(トランスシベリア)と言います。

それでは「目玉としているキャンペーンフェア」BK-Oを検証します。
最安値という「陽」の条件に隠された「陰」の要素を想像しましょう。
客にとって良いものばかりを提示していたら航空会社の経営は成り立ちません。

航空券とは、安価な料金と引き換えに「自由度」を制限されるものです。
1つしかないルールは「飛びっきり厳しい」条件が設定されます。

それを裏打ちするコードが「フェアベイシス・フェアベース」に隠されています。

運賃番号1番~5番にフォーカスします。
JALのフェアベイシスの特徴は、「最後の一文字がルール」を表す点です。

視線をフェアベースの最後の1文字に移して下さい。

*1番のOクラスは「I」
*2番のQクラスは「E」
*3番のNクラスは「E」
*4番のQクラスは「D」
*5番のNクラスは「D」

1番のOクラス 「I」だけ仲間外れです。

「I」はスペシャルを表しています。
JALは冒頭でお見せした「ルール表」を海外発では公開していません。
この意味を知るには、予約作成時に「運賃選択画面」で表示されます。空席状況を確認する段階では「変更可能」とは記されても「それが幾らで変更可能なのか」を提示してくれません。
その為、都度選択して確認するという地道な作業を強いられます。

「陳列する段階では簡単な説明」で誤魔化し、購入寸前でクレーム・詐欺的商法にならないよう「一気に見せて覚悟を迫る」素晴らしいマジックです。

 

以前はどの航空会社も「運賃・ルール」全てを紙ベース・ネットベースで公開していました。
今は隠すのが主流なので、僕は虎の巻で種明かしをしているだけです。

その虎の巻こちらです。

BK-Oの「I」タイプの名称は「スペシャルセーバー」

ルール4番にはフェアコンポーネント・リージョンごとに使用するフライトが指示されています。厳しい名称の運賃は「利便性が制限」される事が多いです。

ルール8番は「途中降機」に関して記されています。
「デリーと日本で一回ずつ」とあります。
出発地のデリーで途中降機とは変な表現ですが、これは提携他社を利用した「インドの他の都市発」料金が設定されている事を意味します。
フェアルールはコピペ仕様されたり、同じ地域では使いまわしされるので出発都市をベースに適用を自分で当てはめます。

ルール9番は乗継に関する条件が記されています。
インド地方都市発の場合、デリーでJL便に乗継ぎます。
今回は日本行き運賃で、目的国で乗継ぎが可能とあるのは、
ゲートウェイとなる東京から直行便で行ける「地方都市」のみ許可されているという意味です。日本で2回許可されていれば離島乗継なども可能になります。

*ルール8番の「途中降機」
*ルール9番の「乗継」

共に「片道1回ずつ」許可されているので、

「東京在住の方は、東京から地方都市への往路・復路の2便を別旅行」
とする事が可能になります。

海外発券の日本行き航空券は、その殆どが「日本国内旅行が1往復・1行程」ついてくるんです。その日程を年末年始や夏休みに設定すれば「オマケ」が大きな価値を持つ事になります。

ルール16番には、一番重要な条件「払戻・変更」について記されています。
これがJALで言うところのフェアファミリーという運賃ルールの詳細を説明する部分です。「OクラスIタイプ」は「スペシャルセーバー」になります。
スペシャル」と「セーバー」とか普通ではない注意を引く文言は、自由度・利便性を剝がされた厳しいルールになります。
変更不可・払戻不可の買切りチケットで「乗るかやめるか」です。

運賃番号1番の「Oクラス」はスペシャルセーバーで、そのルールも判明しました。では「2番と4番のQクラス」・「3番と5番のNクラス」を調べましょう。フェアベイシスの最後の1文字は「E / D」の2種類あります。
Qクラス・Nクラスだけではなく、その下に並ぶSクラス~Rクラス全てに
「E / D」の種類のコードが確認出来ますネ。

こちらは「極上うなぎ。オリジナル」です。

*Eはスタンダード
*Dはセミフレックス
になります。

フレックスは主にノーマル運賃を表すフェアファミリーなので、他のクラスには「スペシャル・スタンダード・セミフレックス」が振り分けられます。

 

先に紹介した「日本発インド行き」のJAL公式運賃ルールを覚えてますか?
2024年4月以降の日本発インド行きの「スタンダード」は排除されています。スタンダードはスペシャルより条件が良いものです。
海外発はスペシャルがなくスタンダードに差替えるようです。
やはり日本発運賃のルールを厳しくする体制は見直すつもりはないようです。国もキャリアも貧困国家だと分かりつつ、あえて苦しめてます。

 

 

こちらは「BK-Q」STANDARDのルールです。
重要な部分を解説します。

 

 

ルール8番・9番は「BK-O」と同じです。
日本への直行便就航地は「成田と羽田」になるので、そこで止めてしまうより安価に付けられる国内線のオマケを有効活用しましょう!!


今回は結構掘り下げて説明していますが、このカテゴリーは中級者以上に適したものなので、新規で開設した初心者のカテゴリーで更に詳しく説明します。今分からなくてもそちらで説明しますのでご安心下さい。

 

 

 

次にルール16番です。
ここに「Eタイプフェア=スタンダード」キャンセル・変更のルールが記されています。

*払戻は10000INR
*変更は7000INR
です。

ブルーの枠には「No Showチャージ」に関するペナルティがあります。
ノーショーとは「空港にShow upしない事・姿を見せない」=連絡しない事になります。連絡なく搭乗しない場合、手数料として17000INR取られます。

 

 

 

Qクラス・スタンダードは運賃番号2番です。
35100INRの航空券に対して1回のノーショーチャージ「17000INR」はチケットの半額に当たる金額です。無断で搭乗権利を放棄する事の無責任さを如何に重視しているかが読み取れます。
チョットした裏話ですが、実はノーショーしても無理やり客に連絡を取って厳しく追及する事はほぼありません。
しかし、変更するには連絡しないと予約記録の操作が出来ないので、そこにリマークスやワーニングを見つけられて請求されることになります。
完全放棄なら、無視すれば追徴されるケースもほぼありません。
余程意地悪な場合や、まずい事をした時には「人質とされているクレジットカードに請求される」事があります。

RクラスとIクラスの「スタンダード」フェアファイルを添付します。

全てを説明するのは大変なので、復習用としてご活用ください。

 

eチケットになり、クレジットカードのギャランティが可能になりました。

故に後日ペナルティ徴収も可能になったんです。
古参マイラーはご存じでしょう、旧ノースウェスト航空・デルタ航空が真っ先にこのシステムを導入しました。
以前は、特典航空券を発券する際に「諸税なし、ゼロバランス」が多くありました。費用が0なのにクレジットカード番号を入力しないと発券ボタンが機能しない仕様に仕上げたんです。

これは「特典航空券であってもノーショーチャージが必要」なので、
世界中でノーショーが頻発する状況を解決する最たる手段でした。
勝手にチャージ出来るので便利です。
日本人は「無断で乗らない人なんているの?」と思う方が殆どだと思います。海外旅行したり、日本に溢れる不良外国人をみれば納得するでしょう。
生活レベル・思考レベルにもよりますが、世の中にはいい加減な人が結構いるもんです。下をみてもマイルは貯まりません、関わらないが一番です。

 

 

 

noteのコミュニティに方には更に「BK-Q / R / I」のSEMI-FLEXを添付しますのでメンバーの方は参考にして下さい。

僕の記事と動画は現行の運賃ルールの解説に歴史的背景とエピソードを交えて理解を深められるように仕上げています。
かなり長いものなっていますが、まだまだお伝えしなければならない小技や立ち回り方があります。そして、それらを特典航空券に置き変えたりマイル積算を他社にしたり、他社から日系にする事で欧米系・アジア系のフェアを使いこなす事の重要な意義も伝授したいと考えています。
1つの記事で完全解説する事をやめるつもりはありません。他と比べてどの程度か知りませんが、自分の中では尺を意識してかなりセーブしています。より完成度を上げ、初心者・中級者の理解度・ステップアップを図る為に、きりのいーところで分けようと思います。それにより発信頻度を落とす事なくJAL/ANA両社と欧米系も扱えると考えます。
故に、今回は日本国内線を含む地方都市行きを別記事・別動画とします。
毎度簡単な説明になってしまう地方都市在住者への配慮をしたいと思っています。

 

こちらが「BK-Q」のルートファイルです。
このクラスのデリー発東京行きは直行便のみ許可されています。
ルートファイル28番はルールファイルにも小さく記されているケースがあります。主にコロンボ発ULフェアのようなJL便をコッソリ使えるケースに於いてJAL側のルート番号が挿入されていたりします。

上級者・マニアを目指す方は重箱の隅をつつく面白さを実感して下さい。

 

こちらはBK-Rのルートファイルです。
いつも往復行程なので片道で用意してみました。
片道・往復共に通常は同じルートになります。
大きな違いは「途中降機可否」です。片道でも認められるケースは多くあります。ループを閉じる時にも取りこぼしが無いよう気を抜かない事が重要になります。この片道に於けるS/Oに重きを置いてるのがマニアの間でケチで有名なSQ・シンガポール航空です。自国シンガポールでの乗継が世界で一番価値あるものとして商売しています。
図太さはとても大事なので、勘違いであっても日本人は見習う事で強くなり、欧米・アジアに蔓延る詐欺集団からの保身にもなります!!

こちらがBK-Iです。

 

そしてこちらがBK-Bのルートファイルです。
高額予約クラスになると経由便が許可されます。
BKK/HKG/KULでの乗継が可能となり、選択可能なキャリアは
「JL / CX / MH / PG」になります。TGが就航していないタイの地方都市行きの場合はショートホールでPGを選ぶ利点はありますが、この路線では、
昔、日本撤退を余儀なくされた事があるPGを選ぶのは得策ではありません。


そして「Dタイプフェア=SEMI-FLEX」の最大の特徴は「変更無料」です。
Eタイプフェアの変更手数料は「7000INR」です。
運賃番号「2番と4番」Qクラスの差額は3000INR。
これはスタンダードとセミフレックスの差額は「3000INR」を意味します。
運賃番号「3番と5番」のNクラスも同様です。7000INRより安価なので変更に不安がある方は安心料としてSEMI-FLEX購入をオススメします。

運賃番号10番・11番のLクラスから18番・19番のRクラスを確認します。
その差額は5000INRです。
こちらもスタンダードの変更手数料7000INRより安価なので注目する点です。

高額予約クラスに於いても7000INRを上回る差額はないようです。
仕事やご家族の事情、急な変更に配慮されたい方はSEMI-FLEX購入が良いでしょう。ぶっ飛びマイラーは、イレギュラーはラッキーサインと捉えて、その時にガンガン有利に立ち回れるよう知識を詰め込みましょう!!

 

動画を作成したので参考にして下さい!!

 

 

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どこにもない詳しい運賃紹介を丁寧に解説していますので、
ご了承いただければ幸いです。

激しい飛び方・泊まり方で培った経験談を交えた内容を今後も継続し、皆さんが「極上マイラーになれるよう航空運賃の辞書を作りたと考えています。今後もご自身のお好みのスタイルでお付き合いいただけれと思います。

楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!

復活後の記事はブログカテゴリ【2023】に入れてあります。

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