皆さ~ん、こんちは(^^=)/
今回は・・・
JAL海外発券《デリー発・日本行き》
初心者用【 徹底解説・完全攻略版!】です。
このシリーズは、JALの海外発券における
「運賃・ルール・考え方」を初心者向けに解説しています。
「多角的視点・発想・転換・コツ・立ち回り方」
それらを実践で活かす「行動力の育成」が狙いです。
ANAだろうが、欧米系だろうが考え方は同じです。
ご自身の好きなキャリアと置き変えてみましょう。
イケてる貴方はアンチテーゼを楽しめるはず。
飛行機とホテル、それらの旨味である
「マイル・ポイント・ステータス」に正解はありません。
貯め方・使い方
全てが正しい面白い分野です。
そんな千差万別にも共通点があり、それが「お得な海外発券」です。
前回は日本発デリー行きでした。
その帰国便として使い始めるチケット
「デリー発日本行き」の予約作成にチェレンジしましょう!!
JALアプリで作成します。
国際線・往復タブを選び、出発地に「デリー」設定します。
3レターという都市コードの入力方式ではなく、地域を選ぶと選択可能都市が表示さる初心者に優しい便利な仕様です。
到着地に「TYO」羽田・成田を選びましょう。
繁忙期などは、この到着空港「羽田と成田の違い」だけで10万円以上高額になったりします。地方都市在住の方は、最寄りの空港を選択しましょう。
デリー線は羽田着になるので、羽田から乗り継ぎの良い国内線を提示してくれます。
日程は繁忙期の「G.W.」を選んでみましょう。
長期休暇の方は「4/27~5/6」がターゲットでしょうから、5/6に帰国する為には「時差とフライト時間」を考慮すると、中距離・長距離の海外旅行では前日の「5/5」が現地出発になります。
いつもの日本発の旅行作成と同じ感覚で作ると、このように休みを東京で過ごしてデリーに戻る行程になってしまいます。
海外発券は「日本へ帰国する便から」使い始めます。
故に、5/5デリー発にします。
そして、海外発券の「復路部分・デリーに戻る便」を次の休みにします。
一般的な夏休みであろう「8/10」を次の休みとして行程を組みます。
復路便の「デリーに戻る」フライトが8/10になります。
*デリー発・羽田行き
*出発「5/5」・到着「8/10」
今回はビジネスクラスを選びます。
前回の初心者編の説明を覚えてますか?
日本発デリー行きの往復運賃は諸税込み100万円が目安でした。
今回どの程度の価格になるか楽しみですネ。
そして、今皆さんが検索しようとしているのは「単純往復」旅行です。
一番右側にはツアー検索用のタブがありますが、今回は関係ないので次に進みます。
「往復・片道」タブの隣にある「その他旅程」をタップすると「オープンジョー」と「自由旅程」で検索の2つのボタンがあります。
どんなものなのか少し覗いてみましょう。
日本発のこの行程の場合「往路の到着地デリー」・「復路の出発地ベンガロルール」にすると間があいてしまいます。
これがオープンジョー。
間があいてしまう様が「顎が開く」=「ジョーがオープン」しているようだと言われ付けられた呼び名です。何となく分かりますが、激しく同意するような形容ではないと思います。間があく行程は「オープンジョー」です、ルールに従いましょう。
オープンジョー・自由行程で海外発行程を作ろうとすると言語選択画面になり「別地区サイトに移動」する旨がと記されています。
何故この仕様なのかご存じですか?
JLのオペレーターさんも殆ど知りませんので、教えましょう。
現在の海外発券は「ルート制運賃」という決められた経路を取る行程の航空券が主流になっています。昔は「マイル制運賃」という総飛行距離で価格が変動する航空券が主流でした。
マイル制運賃は自国外で発券すると「Sales Out Ticketing Out」の頭文字を取ったSOTO発券、販売・発券が国外であるというルールに抵触し、HIPチェックという運賃検査にかけられます。たかが航空券なのに大げさなシステムなんです。
「出発国より経由地発に高額な区間」がある場合、その国と目的地の料金を比べて、高額な方を適用するルールがあるからです。その高額フェアをHIFと言います。
近年の海外発券は、その面倒な検査と運賃計算を省く為に殆どが「ルート制」になっているので問題ありません。しかし、持ち出し禁止の制限通貨など他にも国際ルール上、守らなければならない取り決めがあります。
インターネットが主流になり、仮想空間上に支店を作り決済させることで「円建て」を回避する事が可能になりました。
SITI(Sales In Ticketing In 販売・発券共に国内)という、疑似的に現地国の店頭購入を可能にする事で「現地通貨決済」が出来ます。
その為、ネット購入で海外の航空券を購入する際は「日本円」ではないんです。
そこで皆さんには、必ず「その国の仮想空間へ出向いて」貰わないといけないんです。
皆さんは、このボタンを押す事で今回はデリーに訪問してJLのCTO(シティォオフィス)に座っているんです。パジャマの方や、入浴中にスマホを弄ってる方もその姿を見せることなくインドのJALオフィスでAI係員と対面しています。
便利な世の中です、現在は全て仮想空間のオママゴトで完了してしまいます。
僕達、古参マイラーはずっと現地対面で購入していました。
どこの誰の企みか知りませんが、内閣府が推し進めるムーンショット計画に近付いている感じです。
脳、空間、時間の制約から解放されたら、人間には何が残るのでしょうか?
その状態と、そこに存在する意味を解説して欲しいもんです。
それでは、初めにセットアップした画面に戻り、いよいよ検索です。運賃カレンダーをオンにして前後日の料金競合もします。
ここで重要ポイント!!
アプリを利用した単純往復行程の場合は、発券地選択がない仕様なのでこのまま先に進めます。
デリー発券の第一区間は、「デリー→東京」です。料金は、107576INRで、5/4と5/6の前後日も同料金です。
復路8/10の最安値は「108459INR」です。
8/9・8/11の前後日も同額です。
往路・復路共に赤枠に「運賃は税金・サーチャージを除く金額」と記されていますが、実は間違っています。ここに提示されている金額は片道分の総額です。往路と復路の合計金額216035INRは諸税込みです。
次へ進むボタンを押して、その運賃詳細を確認しましょう。
JL便とCX(キャセイパシフィック)の経由便やMH(マレーシア航空)の経由便利用なども提示してきます。JLの直行便利用が最安値で、乗継がないのは便利なのでJL便のみにフォーカスして運賃検証をします。
往路のデリー発・羽田行きの最安値は「スタンダード」になるようです。
グレーアウトしているチェックボックスをタップして選択すると赤い表示になります。
次に、運賃ルールの「キャンセル・変更」を直ぐに確認する事が重要です。
変更は有料で可能、払戻も有料で可能になります。
この時点でJALはその「有料」の金額を教えてくれません。
出来る担当者であれば有料部分を「料金表示」にしていると思いませんか? ご想像通り、JALさんは出来る人ではないんです。
更に、それを見せない事が偶然にも価値を持っているんです。
どんな価値なのかをこれから調べてみましょう!!
右側に半身を乗り出したフェアを確認する為、左にスライドして下さい。
出てきたのは、フェアファミリー「セミフレックス」です。
料金は「110756INR」で、そのルールは「変更無料・払戻し有料」です。
スタンダードとの違いは「変更が有料から無料」になることです。
その手数料は、スタンダードとセミフレックスの差額「3000INR」だと読み取れます。日本円で5000~6000円で片道分変更自由になります。
ここで重要ポイント!!
JALは、往復で異なるルールの組み合わせ・クラスの異なる組み合わせにもかなり寛容です。航空会社、運賃種別によっては往復同じルールで揃える必要があるケースがあります。その目安は、アプリやweb作成時に組合せ不可のものは提示されなかったり、運賃計算せず「組合せ不一致です」などと指示してくれますので、難しい知識がなくても受け身で問題ありません。
更に別の運賃があるようなので、再度左にスライドして確認します。
料金240303INRの「FLEX」が出てきました。フレックスは「JALの運賃ルールで最上位」に君臨する自由度の高いルールです。
こちらがJAL公式ルール表です。
JALは海外発を公開していないので日本発になりますが「FLEX」は払戻無料・変更無料と全く縛りのない航空券ルールだと確認出来ます。自由度が高いものほど料金が高額で、この自由度と引き換えにディスカウントを受けられる仕組みが作られています。
それでは復路も確認します。内容が盛りだくさんなので皆さんの手間を省く為に簡単に解説します。復路も往路同様の運賃ルールが設定されていて、最安値はスタンダードになります。
次に変更が無料になるセミフレックスです。スタンダードとの差額は往路同様に3000INRです。細かく言うなら、111639INRから108459INRを引くと3180INRです。冒頭でJAL公式の「運賃表記説明が間違っている」と申し上げました。諸税・サーチャージが含まれないという部分が、このような場面で客の混乱を招きます。差額の180INRは諸税になります。
故に実際のルール差額は片道3000INRになります。
そして最後がフレックスです。
デリー発には往復とも「3種類」のルールが設定されています。
「STANDARD / SEMI-FLEX / FLEX」です。
ここで重要ポイントです。
デリー発・東京行きの運賃が3種類しかないのではありません。
ここで提示されているのは、ビジネスクラス検索しているので、
売り出し中のビジネスクラスの中で「最安値の予約クラス」だけ提示しています。「自由度の高いFLEX」は安価な航空券の予約クラスには設定されないものです。先に答えを申し上げるとFLEXは普通運賃・ノーマル運賃などと呼ばれる予約クラスにのみ設定されているケースが殆どです。
*エコノミークラスなら「Yクラス」
*プレミアムエコノミーなら「Wクラス」
*ビジネスクラスなら「Jクラス」
*ファーストクラスなら「Fクラス」
です。
逆の考え方をするなら、この4つの最上位予約クラス以外の予約クラス全てがディスカウント航空券・ディスカウント予約クラスになります。
そのディスカウント価格を売りにしてネット販売していますが、中には社用などで融通の利くチケットを必要としている方も多くいます。
その手間を省く為に、ディスカウント航空券に混ぜて「普通運賃」を提示しているのが、航空会社直接販売の基本スタイルです。
では、僕らのような飛びマイラーが狙う「最安ビジネスクラスの価格」を確認しましょう!!
合計金額が「216035INR」です。
ここでJAL公式説明が一転しているのを覚えておきましょう。
諸税を含む合計金額と訂正されていますネ!!
本当にこの便で良いかの確認は重要です、再度チェックします。
5/5(日) デリー発19:05 JL30便
到着は、翌日5/6(月)06:20に羽田到着です。
復路は8/10(土)羽田発10:40 JL39便、デリー着は同日の16:00です。
希望便の中の「フライト情報を見る」をタップすると、JALの様々な情報ページに飛ぶことが出来ます。
機材ごとの各キャビンシート紹介があります。
ビジネスクラスと言っても様々なシートタイプがあります。
シートピッチやリクライニング、エンターテインメント・シート電源などを確認するのも楽しみの一つです。
その中を探って行くと、各路線の機内食の内容・担当シェフの紹介・ビーガン・ベジタリアン食の説明・使用している米の産地なども調べられます。
機内食は路線ごとに異なり、日本発は日本の特色・海外発はその国の名物や人気食を取り入れたりと、かなり食に拘っています。
因みに、炊き立てのご飯をお茶碗で提供するというサービスを一番先に取り入れたのはANAのファーストクラスです。無洗米を使う事で衛生面・作業の簡素化を実現させました。現在色んな航空会社で提供されていますが、パックのご飯を使うところも多くあります。
詳しい内容は2,3ヶ月先までの予告になります。
JALはいまだにこの辺の詰めが甘く、至る所で不具合にぶち当たります。
こういったもが見られるのも愛嬌です、ゆるく楽しみましょう。
予約作成中にあまり横道にそれるとこの画面が出てしまいます。
JALは直ぐにリンクが切れるので、情報収集と予約作成を分ける様にしましょう。僕はかなり慎重派で全ての情報を見るクセがあるので、1回の予約作成で10回位作り直すこともザラです。溜息がもれますが、この繰り返しが慣れるコツなので、めげずに挑みましょう!!
そしてJALのアプリ予約における最重要ポイントです。
左上のバツ・閉じるボタンは絶対に押さないで下さい!!
全ての画面を強制終了される電源OFFと同じです。
見えてもないものとして触らないようにしましょう。
画面整理はポップアップの閉じるボタンか、左下にあるページバックボタンを使うようにして下さい。
それでは、予約確定に進みます。
最安値のビジネスクラスを確保したら情報入力が必要です。赤い星印が必須事項なので、選択と入力で充たしていきます。
パスポート通りのアルファベット表記なので、氏名の中に気になる文字がある方はサポートしてくれる画面がありますので参考にして下さい。
マイレージ積算を希望される方は、このページで必ず入力を済ませて下さい。前回の初心者用の記事・動画で詳しく説明しましたが積算漏れに対する事後登録は面倒です。他社便になるとその手間がより多くなるので忘れずに行う事を強くオススメします。ログイン状態で予約している方は、オートコンプリートされている事を確認して下さい。
お手伝いを希望されるお客様のページを見た事がありますか?
一般のご旅行・修行には必要ないものです。
航空会社・飛行機の旅の素晴らしいケアについて、少し説明させて下さい。
ご家族と冒険旅行・ご両親との孝行旅行は楽しいものです。
意外にも、見た目で判断出来ない病気と闘っている方が多くいます。
歩行が難しかったり、透析を受けていたり旅行を諦める方が多くいるのも見てきました。僕の家族も例外ではありませんでした。
介助を伴う事で、外出が可能なら是非飛行機旅行をオススメします。
「いつも見上げてる景色が天井」の生活に大きな滝や草原、快晴の空・壮大な海を見てもらうと生きる力になります。
僕が15年目前にホームページ・ブログを休止したのは、少しでも多くの時間を家族の楽しみ使いたかったからでした。人工透析をしていると長期旅行が難しくなります。医療状況は発展しているので、日本でも海外でも透析を受ける手配をすれば可能です。又、治療間隔を調整すれば2,3泊のアジア旅行なら毎月でも負担にならないように連れ出せます。
とうとう片足を切断する事になり、もう歩けないから諦めると言われました。
抱き上げれば、どこにでも不便なく連れて行けます。
ジムで筋力を付けたり、諦める言い訳の全てに対応して毎月旅行に連れ出しました。コロンボタッチも何度も一緒に楽しみました。しかし、個人では限界があります。荷物を持ったら車椅子を押せないと思う方も居るでしょう。そんな不安を払拭する手伝いを取り揃えてくれているのが飛行機旅行です。空港に着いた時点でサポートしてくれる方が付いてくれます。バスゲートで階段の昇降が不可能ならR1の右ドアから貨物用の昇降機で機内に乗込めます。機内には酸素ボンベ、寝たきりの方をサポートするストレッチャー席もあります。国内線・国際線の左側後方に窓からかなり隙間のある2席並びのシートを見た事はありませんか?
B777なら非常口付近の3席並び3列分を座席指定ブロックして準備してくれています。
そこをストレッチャーで使用したりします。到着時、降機は一番最後になりますが、係員が車椅子持参で待機してくれて、バゲージクレームでのピックアップ、タクシーや交通機関の乗り口までサポートしてくれます。
ディサビリティケアに慣れている方はそう多くありません。僕もその立場になって色々と調べその素晴らしさに感動しました。健康懸念があるご家族との旅行を検討してる方、ご両親に元気を分けてあげたい方がいましたら是非チャレンジして下さい。積極的な行動力と疑問を解決するスキルが磨かれ、こちらが勉強させてもらってる気分になります。
資料作成中につい懐かしくなり、色々調べていたら再度タイムアウトされました。延長するボタンが有効であれば途中から再開可能です。
電話番号・メールアドレスを入力して間違いがなければ
次に進むボタンを押します。
ここで座席指定が出てきます。
前回の日本発デリー行きはエコノミークラスでの有料座席指定を確認しました。今回はビジネスクラスなのでシートアサインは無料で好きなとこを指定可能です。
好きなところと言いましたが、ビジネスクラス・ファーストクラスには「VIP用に確保しているブロック席」・「運賃種別によって指定出来ないところ」があります。搭乗日が近くなると開放されたりしますので、希望席がグレーアウトしていたらこまめにチェックして下さい。
昔は1Aとその周辺をVIPと付き添い用にブロックしていましたが、近年では、VIP座席の判明に繋がる危険があるのであえて他の席を指定する配慮がをしています。そんな時にも1Aが解放されるので、機内でのシートの奪い合いがどんな結果になっているのを搭乗時にコッソリ確認するのも面白いですよ。
希望する機内食の事前申請が可能です。和食・洋食などの通常メニューの希望だけではなく、特別食の事前オーダーも可能です。
特別食は選択肢が豊富で、ベジタリアン・消化に良いもの・糖尿病食などがあります。ダイエット中の方が選ぶのも可能です。サイトに詳細があるので事前確認してみましょう。
皆さんは機内食について、どんなイメージを持たれているでしょう。
ビジネスクラス・ファーストクラスには機内食を断る方が多くいるんです。
JALには「ミールスキップ」という名称のサービスがあります。
又、JALはTable For Twoというプログラムにも参加しています。
機内食を事前キャンセルする事で一定額の寄付をするようです。
付加サービスを選んだら、運賃の最終確認画面になります。
合計金額は「216035INR」でした。
ここで重要なのが、チケットベース価格の確認です。
その価格は157400INRです。
前回の日本発インド行きのビジネスクラスの料金を覚えてますか?
ベース価格が80万円~100万円でした。
今回の料金「157400INR」は27万円~28万円です。
以前はこの半額程度でした。この価格差を目の当たりにすると、海外発券を追い求める人が多くいる事をご理解いただけると思います。
内訳確認をタップすると詳細を提示してくれます。
諸税額は58635INRです。チケットのベース価格の3割以上と高額です。
こちらがJALの海外発の燃油サーチャージ表です。
インドは片道US$191になります。
燃油費についての注釈があります。
こういった細かい読み込みは教科書勉強と同じです。
利用キャリア・路線による、追加罰金制度もご丁寧に記されています。
ここまで来てやっと運賃ルールに辿り着きました。
皆さんが今回選んだビジネスクラスは往復共に「Iクラス」というものになります。
変更は一回に付き7000INRのペナルティ。
キャンセルは20000INRといった条件です。
フェアファミリー「STANDARD」を選択しています。
先のSEMI-FLEXとの価格競合を覚えてますか?
差額は片道3000INRでした。往復で6000INRです。
変更手数料7000INRの方が高額なので、変更に不安がある方や慎重派の方は「SEMI-FLEX」を選択すると6000INRが安心料になります。
「Iクラス」の積算率が記されています。
125%と高積算率です。FOPに関しては、アジア線は1.5倍カウントになります。そしてこのIクラスの歴史が記されています。以前は70%積算だったのが、2021年11月から変更になったようです。
これは、ビジネスクラスに「Xクラス」が新設されたので、格上げになった次第です。
金額・ルールに納得したら、クレジットカード情報を入力します。
ご自身のクレジットカード利用を勧められます。
実際は、搭乗者名義ではない場合も決済完了します。
家族分を分けて決済する場合もそれに当たります。
近年は不正利用が数多く報告されているので、欧米系・アジア系では拒否される事があります。又、この決済自体は正当で問題がなくても、別のところで問題視されます。米国では「搭乗者」と「決済名義」が異なる場合、航空会社だけではなく、FAAがその事実を把握しています。航空券に「SSSS」が付いて、荷物・身体検査を隅々までされた経験を持つ方もいるでしょう。この「SSSS」基準は秘密にされていますが、現金払い・名義の異なる決済手段など「テロに関わる危険性」を疑われるものに対しては確実に見られています。予備知識として覚えておきましょう。
これで全てが完了、海外発券の第一歩です。
航空券を所持する上で重要になる2つの鍵を必ず保管して下さい。
それは、貴方の氏名・電話番号・メールアドレスではありません。
*「ロケーター」と呼ばれる6桁の「予約番号」
*13桁の航空券番号です。
航空会社は客の個人情報一つでは、何も探し出せません。
しかし、その名の通りの役割を持つ「ロケーター」という6桁の予約番号を提示するだけで、5/5のJL30、デリー発羽田行きの情報と搭乗者の全ての個人情報が開けます。これがPNR(予約記録)を管理する記号になります。
13桁の航空券番号も似たような意味を持ち、こちらはチケット管理情報から予約記録を開きます。
逆に言うと、このどちらかを提示しないと変更・払戻・予約の詳細に関する会話が許可されません。自分の情報を開く大事なカギなので、他人に教えるのは厳禁です。覚えておきましょう!!
そして航空券は購入・所持ではなく利用する事にその価値があるものです。
その運賃は、予約クラスごとに設定されています。
その主要な使用条件がキャンセル・変更のルールになります。
1つの予約クラスに、そのルール「フェアファミリーが複数設定」されています。旅行目的に合わせてフェアファミリーを選び、オリジナルルールの航空券を作る事が航空会社直接購入の醍醐味です。
余計なルールは削ぎ落し、必要なルールを肉付けする。
そこにFOPやマイルを意識するなら、価格面以外に「予約クラス・積算率」にフォーカスします。
出発国・飛行ルートで航空券の価値が変化する面白いゲーム性を秘めています。獲得したステータスでファーストクラスラウンジ利用・オマケとしての特典航空券と大きな還元要素を探る楽しみもあります。
世界を股にかけ、現地の人々と実践交流を交えながら言語・文化・国民性を学べます。その民度に往復びんたを食らう事もあるでしょう。
応戦するだけが仕返しではありません。相手が臆して不戦敗するような回避策があります。それを考え抜く多角的視点は実生活にも大いに役立ちます。
初心者の皆さん、上級マイラーになって実生活を豊かにしてみませんか!!
次回は航空会社が隠す運賃表を僕が提示します。
運賃表・フェアファイルを目安にする事で飛躍的に航空券の仕組みを理解しやすくなります。
動画を作成したので参考にして下さい!!
《 今後の運営方針について 》
全ての動画はプレミア配信にしていませんので無料でご視聴可能です。
今まで記事を読んで下さった方の為に、note・ブログ最新記事は「次の記事」を出すまで一般公開しますのでご安心下さい。メンバーとの区別化の為にメンバー様には紹介した他社キャリアの同路線フェアファイルの全てを追加でご紹介します。又、プランごとの記事に自由アクセスです。
どこにもない詳しい運賃紹介を丁寧に解説していますので、
ご了承いただければ幸いです。
激しい飛び方・泊まり方で培った経験談を交えた内容を今後も継続し、皆さんが「極上マイラー」になれるよう航空運賃の辞書を作りたと考えています。今後もご自身のお好みのスタイルでお付き合いいただけれと思います。
楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!
復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。
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