こんちは～。(^^=)/
昨年の米国入国数は、30回を超えてました。
今日は、その23回目のエピソードです。
アメリカ入国は1年に5～10回目位までがうるさくなります。
「目的は？」
「仕事は何をしてる？」
「何日滞在するつもりだ？？」
の基本質問の他に、
「なんで？ どーして？ 本当か？」
が加わります。
そこで怪しいと思われたら、更に変な質問をされ、納得させられないと別室行きになります。
実際に怪しい人もいますが、多くの無罪の人が別室行きになってます。
自由の国アメリカと言っても、まだまだ人種差別が根強く残っていて、
その中には「差別」もある。土地ごとにその「差別対象」は異なります。
PDX（ポートランド）という都市がありまして、ここはアジア人嫌いで有名でした。
あれは何年前だろう。。
日本人も例外なく、厳しい入国質問がありました。
厳しいだけなら治安維持の目的と納得出来ますが、実はここでは「人種差別」をして「入国拒否」に
していたのです。
今の時代に、驚きでしょ！！
一便に付き何人も帰される。
長時間のフライトに耐えやっと陸を歩けると思った矢先の拒否。
そして強制送還。
もちろん、とんぼ返りするチケットなど持ってないでしょうから、その場で「普通運賃」を購入して帰るのかどうかは、僕には？？ですが。。
当初予定してた復路のチケットは放棄せざるを得ない。
今でも多くいる不法入国ならまだしも、完全な差別。
なぜ差別と分かったかいうと、帰国後、拒否された日本人が訴えたそうです。
あまりにも数が多かったそうです。
結局、「人種差別による入国拒否」と判断され、当時の職員は責任者を含み全員クビになったそうな。
現在は、2,3年前からNWがNRT/PDX線に就航してますネ。
そう、米国は都市によって入国審査の厳しさが異なるんです。
伝授しましょう、回数が多くなる毎に厳しいのはここ！！
デトロイト・ホノルル・シカゴ・・EWR（NY）・シアトル・サンノゼ（AA運休により現在は関係なし）。
比較的優しいのは、
サンフランシスコ・ロス・JFK（NY）
です。
僕はゲートウェイ（入国最初の都市）を重視してます。
最近は異常な回数ゆえか、煩く言われなくなりました。
顔見知りも増え、居る時はそこに並ぶようにしてます。
番外編を一つ。
一番厄介なのがYYZ（トロント）。
二十歳そこそこの小娘が偉そうに「御姫様気分」で裁いている事が多い。
全くの勘違いノータリンが多い。 ホントなんですよ！！
ガムを噛みながら、スタンプは自分が開いたページに気分次第で押します。
皆さん、カナダのスタンプがあったら見て下さい。
ページをすっ飛ばして、空白の見開きをわざと使いやがる。
極めつけはそこのど真ん中押し。
阿呆極まりないんで、関わり合いたくなく極力避けてる
ワースト1位。
日本からのAC2便でもかなりの数が再検査になります。
更にそこを通らなければ別室。
英語を話さない日本人の半数は第二次検査に進んでますネ。
ここでのコツは、「オジイちゃん」の列に並ぶです。
昨年の入国23回目はかなり楽なとこなので通過（スタンプ押し）まで数十秒。
しかし、ここで気を抜けないのがUSです。
税管通過がありまして、検査官の前のバゲージクレーム（荷物引取り）に数名配置さえてるので
行動は見られています。目を合わせると声を掛けられる。
僕は怪しくないようなので（笑）この十数年、荷物検査は一回だけです。
それは友人が捕まり、そのついでです。
その時はバゲクレで目が合ってしまい、案の定検査官が近寄ってきた。
（あ～、ここで上手くかわさないと荷物を開ける面倒な作業が。。）
僕は、極上アイドル！！
「いつも通りに・・。 純粋そうに潤んだ瞳で真実だけを。。♪」
そう自分に言い聞かせて、得意技を出す事にしました。
（以下、日本語訳 ）
検「オハヨウ、元気かい？」
うな「御早う御座居ます、気分は中々ですが朝なので眠いです♪」
検「どこに行くんだ？」
うな「乗り継ぎはありません、今居るこの都市だけです。一番好きなんです。」
検「何をするんだ？」
うな「ちょっとした観光と友人と食事です」
検「友達は何をしてるんだ？」
（回り見渡すと僕のメインキャリアの友人GHが数名目に付きました。）
うな「彼と彼女です。（ここで微笑んで）後はUAにも居ます」
検「お前キャリアの人間か？？」
うな「社員じゃないですが、相談役ってところでしょうか 。。
身内にもいるので深く関わってますネ。」
（もういいだろー、早くしろよ。素が出そう。）
検「そいつらに土産があるだろう？そこに持ってる免税品」
うな「え？あー、これは食べ物だけど、
申告の必要がないものばかりです。イッパイあるけど全て自分用です。」
検「何があるんだ？」
（免税袋を開いて見せながら）
うな「成田饅頭・栗蒸し羊羹3本・八橋・イチゴシュークリーム・イカの燻製・煎餅。。」
検「ホントに自分の分か？」
（別にこの程度なら何の問題も無いけど、マジで自分で食い尽くす非常食だから。。）
うな「この腹見れば分かるでしょ！！」
検（妙に納得して笑いやがった）「行っていいぞ」
と斜線をひいてくれました。
フンッ！！勝った。(^^)v
ホテルに到着早々に、栗マンと羊羹1本は消えてました～。笑
皆さ～ん！！ 笑顔と話術は身を助けるですよん♪
極う。
