皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/
マイラー・ホテラー歴30年以上・複数社のライフタイムステータスホルダー
【極上うなぎ。】です。
今日は8/25日曜日。
運賃検索が日課で深夜に端末を叩いていたところ、台北発の限定運賃がリストされていました。8/27火曜便が発券期限なので緊急で作成しています。
早速料金を見て行きましょう!!
こちらがANAが隠す「台北発・東京行き」の運賃表です。
最安値は運賃番号1番「7490TWD・Kクラス・積算率30%」です。これが今回の主役になります。JALの最安値より安価です。
JAL派の皆さん!! JALが売り出している台北発最安値・Qクラスは常にANAより安く設定してますが、日系2社の足並みの乱れは心の乱れ。不思議な事には裏がある、そう、JALがい~気になって最安値を提示しているのは「桃園発・成田着」なんです。羽田線を使う場合、ANAと料金が揃います。
ANAの羽田線、通常料金が2番のSクラス・9350TWD・積算率50%です。
3番にもSクラスがありますが、ルールが異なるもの。
予約クラスを立て読みして頂くと一つの予約クラスコードが2つずつあると確認出来ます。これがANAの特徴です。一つの予約クラスに2つの運賃ルールを設定して販売しています。日本円で確認してみましょう。
1TWD=4.53円です。
7490TWDは約34000円になるようです。
価格は航空券のベース料金なので諸税が追加されます。
確保出来る運賃かどうかを後ほど検証しますので、併せて諸税を確認します。
この運賃は「日本国内どこでも同額」です。
北海道・本州・四国・九州・沖縄、お好きな国内線2区間を無料で楽しんで下さい!!
この料金の適用期間は黒帯の「シーズナリティ」をご覧下さい。
「9/10~10/31」までの運賃です。繊細な方、疑問を抱いていませんか?
ホテルのキャンペーンでは「10/31まで」とあった時に、「10/31宿泊分・11/1チェックアウト」なのか「10/31・チェックアウト分まで」かを確認する事が重要です。ハイアット・マリオット・ヒルトンでそれぞれ異なるケースがあります。30年以上、僕は毎回CSに確認していました。
国際航空運賃の場合は「ファースト・インターナショナルセクター / 国際線第一区間」というチケットの使い始めの日付が記されています。今回のケースでは「10/31まで」に台北を出発する行程に適用される運賃です。
実は、この運賃まだ続きがあるんです。
「11/1~11/30までの出発」もう一ヶ月設定されています。料金が少し高額になり「8415TWD」になります。日本円では約38000円になります。
僕の作品は、多くの方に参考にしてもらってます。
優雅なオネエさん・豪華なお父さん・ヤリ手のお兄さんも居るので、そちらに配慮した運賃も見繕ってあります。
それが運賃番号13番のZクラス・23000TWD・積算率ワクワク125%です。
PPでは、アジア線ドキドキボーナス1.5倍もだって付いちゃいます。
搭乗ボーナス400ポイントも押し付けられます!!
この23000TWDは日本円で約104000円になります。Kクラス同様、後ほど諸税込み合計金額をご案内します。16番のZクラスは条件を一つ良くしたものです。簡単に説明すると「13番は払戻不可・16番はキャンセル可能」です。予約変更に関しては両方有料で可能です。このZクラスも沖縄・札幌行きと、日本国内線どこでも無料で付けられます。
発券リミットがあるので、駆け足で見て行きましょう!!
往路は10/2・台北発沖縄行きで引っ張りました。
最安運賃があるようで赤枠に「ルール・ライト・片道28810円」と記されています。ブルー枠が一つ上のルールで約5000円高額です。運賃表にKクラスは1つしかなかったので、Sクラスの事だろうと思われた方は素晴らしい!!
下段に「予約クラス」がちゃんと記されています。どこかの誤魔化し販売サイトと違い、見せてもらえるって気持ちがい~ですネ。
初心者の為に簡単に解説させて下さい。これは「台北発の往路」部分です。予約クラスが2つ提示されているのは「台北から羽田・羽田から沖縄」の2つのフライト分なのでKが2つ、Sが2つ記されているんです。
昔は国際線と国内線の予約クラスは異なるものでしたが、現在は国際線の予約クラスに合わせたクラスを国内線でも確保する事が条件になっています。
これは、アジアから日本のチケットに限らず、「日本からアメリカまでの国際線」も同様です。アメリカ国内線を利用するのであれば国際線と同じクラスに空きがなければ、その予約クラスの運賃が成立しませんのでご注意下さい。
ANAでは条件ごとに色んな運賃を提示して、客の都合を考慮したフリをしています。「タテマエでは配慮・ホンネではもう一声!!」と叫んでいます。
もしかしたら、万が一という不安を想像させる事で「安心・安全」をオススメしているんです。鋭い方、Sクラスのもう一つルールが「STANDARD」だと読んでいましたネ、流石です!!
そしてビジネスクラスも同時進行します。
こちらは同日程で「Zクラス」を確保したもの、「台北から沖縄」の片道分の料金になります。Zクラスのルールは「バリュー・スタンダード」の2種類だと鮮明に表記されています。先程説明した通り「バリューは払戻不可」が特徴。「スタンダードは払戻が有料で可能」となり、そのルールの違いによる差額は3400円です。
ここで重要ポイントです!!
先程、国際線と国内線の予約クラスは同じものを取る必要があるとお話ししました。実はANAではビジネスクラスの場合、国内線はエコノミークラスになります。ディスカウントビジネスであっても、エコノミーより上位です。
その為、申し訳ないから「Yクラス」ご提供しますと、最上位・一番高い予約クラスをあてがう処理をしています。JALは国内線に中間クラス・クラスJがあるので、ビジネスクラス利用時は、国内線がクラスJになります。設定がない路線では普通席になります。
復路は沖縄から台北へ戻る行程になります。
ANAの台北線は東京・羽田空港からのみになります。
故に、経由地は羽田なので往路・来た道を戻る事になります。
それでは合計金額を確認します。Kクラスは諸税込み59320円。
運賃ベース価格は「37900円」になります。間違い探しが得意な方、ほくそ笑んでませんか? さっき「7490TWDを4.53円」換算すると「約34000円」と言ったからでしょうか?僕は完璧ではありません。自信はありませんが、どちらが間違っているか勝負しましょう!!
他の皆さんもご参加願います、暗算・そろばん・電卓なんでもけっこうです。「7490TWDを4.53円」で換算して下さい。
こちらはKクラスのルールファイルになります。
一般に公開していないルールが12番のサーチャージに関して。
皆さん燃油サーチャージはご存じでしょう。実は、他にもサーチャージというものが沢山あり、その一つがここに記されているフライトサーチャージなんです。「NH852 / NH853」を利用する際には「1便に付き400TWD・往復では800TWD」追加になるんです。「800TWD・4.53円」を掛け算して下さい、きっとスッキリしますよ。このサーチャージは、航空券ベース価格に組込まれてしまい、皆さんに見せないようにしてるから厄介なんです。
このようなトラップを数多く設定した事で世界中の航空会社が一斉に運賃額を隠したんです。納得出来ますか?
次にビジネスクラスです。合計金額は約14万円。
航空券ベース価格は「118700円」になっています。
23000TWDは日本円で約104000円と解説したので、差額14700円が迷子になっています。一緒に探してみましょう!!
こちらはZクラス・バリューのルールファイルです。
Kクラスの罰金という前例があるので目星はついてます。
ルール12番のサーチャージ欄を見るとビジネスクラスでは羽田~台北線、全ての便に罰金が科せられています。その額は1便に付き1500TWD・往復利用では「3000TWD」になります。暗算が得意な方、手元に電卓がある方は4.53円をかけて下さい。500円~600円程度の差額が気になる鋭い方がいるかもしれません。BSR(バンクセリングレート)に為替差損を考慮したNHレートが適用されていると見抜けたら、もう立派な上級マイラーですよ!!
そして、少しでも安く旅行したい方は、Kクラスを選びフライトサーチャージに指定されていない「NH854 / NH851」を選ぶ事で、この罰金が回避可能です、参考にして下さい!!
そして「極上マイラーから愛する皆さんへプレゼント」があります。
使い易い運賃のルールを添えました。ライトは払戻・変更不可です。
バリューは払戻不可型運賃・スタンダードは変更・キャンセルどちらも可能です。各手数料はANAのサイト・運賃作成時にも丁寧な説明があります。
はてなブログ・noteには、Kクラス・Zクラスのルールファイルをご用意していますので、お好みのスタイルでご活用下さい!!
11月は「Kクラスは8415TWD」に価格が変わります。他の予約クラスは11月も同料金です。3番のシーズナリティに記載がある期間がローシーズン、それ以外がショルダーシーズン・ハイシーズンになります。
重要部分を繰り返しご案内します。予約作成・発券期限は「8/27」です。
旅行開始は「9/10~11/30」になります。往路・復路で各一回の途中降機が可能「Kクラスの旅行期間は最大21日間」です。Zクラスは限定運賃ではありません。
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極上うなぎ。