皆さん、こんちは(^^=)/
マイラー・ホテラー歴30年以上、複数のラフタイム
ステータスホルダー極上うなぎ。です。
今回は、「生き残れ、修行僧達よ!!」の続編です。
このシリーズはJALのフェアを解説しています。
前回のJALの動画でご意見を頂戴しました。
動画作成の主旨と今後の方針、回答を併せてお話しさせていただきます。
少し長くなりますが皆さんのお役に立てる内容だと思いますのご容赦下さい。
「JAL・ANA」を中心に欧米系・アジア系を扱おうと思ってましたが、仕事をしながら、フライト・撮影・資料の加工・運賃の検証作業・編集をしていると、日系2社で手一杯です。
識者・先輩から動画は短くするようにとの助言で、「JALとANA」の両方に短時間で専門知識の詳しい説明を加えました。それが交互になっています。大前提は全てを観ていただく事で、そこが盲点でした。JALの方はANAに興味がないので見ない、逆もしかり。
動画にしていない内容もある為、長くならないように5分から10分の
尺を目安に作成しています。 それを補う素材が2種類の文字ベースの「はてなブログとnote」です。
お時間のある方、より知識を得られたい方はまだ数本ずつしかない短い動画なので「JAL / ANA」両方を是非ご覧いただく事をオススメします。
僕の記事・動画で重要な部分は、
提示しているタリフ(運賃表)・ルートファイルです。
これは上級者・マニアが喉から手が出る程欲しいものです。
それ故に拾いに来てるマニアの方も多いと思います。
何故なら、それさえあれば好きに立ち回れるからです。運賃と予約クラス・ルートファイルが分かると航空会社の「オペレータが全てを調べて行程を組んでくれる」からです。
皆さんは「日程・路線・クラス」などの希望のピースをオペレータに渡して、パズルを組んでもらうだけです。
web作成出来ない行程に関しての発券手数料は無料です。
又、作成した予約は発券しなくても無料です。放置しても発券期限がくれば自動でキャンセルされます。
少し国際航空券の重要な話をします。
2008年~2013年のオープンスカイ・改定・強化で国際航空券のルールが大きく変更になりました。
それまでは海外発の航空券は日本では発券出来ませんでした。
現地に行って、現地のCTO(シティオフィス)/ APO(エアポートオフィス)または代理店でATB券(自動発券機による紙チケット)・TAT券(カーボン式チケット)を入手する必要がありました。
正確に言うと、日本で発券は出来ても料金が日本の運賃に引き上げられるんです。これをSOTO発券と言います。
<SOTO発券をすると「HIPチェック」で「HIF」適用になり運賃が引き上げられる。これは難しいので機会があれば別記事にします。>
*Sales Out Ticketing Outの意味です。
頭文字4文字のSOTOを取ってソト発券と呼ばれています。
その反対が「SITI」発券です。
*Sales In Ticketing Inの意味です。
こちらも頭文字SITIを取ってシチィ発券と呼ばれています。
長くなるので割愛しますが、他にもDMCチェック・COPチェックという距離・現地通貨に関するルールが加味され、運賃計算がとても難しいものでした。
これを無くそうじゃないかという事に繋がり、日本にいながら海外発運賃が適用可能になったんです。
そんな経緯があり、今は日本に居ながらどの国の料金でも発券してくれるんです。
皆さん、お気づきですか?
JALもANAも海外運賃をwebで作成する時には、海外サイトに飛ばされますよネ。
厳格に説明しましょう。
eチケット(電子チケット)が主流になってweb作成が可能になったことにより、仮想空間上に「各国の航空会社の支店を作って」SOTO発券を可能にしたんです。
更に、料金を日本発に引き上げない為に、ルールをねじ曲げる為の「ルート制」を主要に作ったんです。
そんな歴史があり、海外発券が簡単になって自称上級マイラーの海外発券自慢が増えたんです。
僕の記事・動画は、初心者から上級者・マニアまで全てのマイラーが対象で丁寧に説明しようと思っています。
マニアの方にご視聴頂いても恥ずかしくない内容だと自負しています。
その為、上級者目線も織り込んでいます。 他の多くの配信者がとても丁寧に海外発券やマイルの利用法の「基本」を説明しているので、僕はそれらを深く掘り下げ、濃い色をつけたアプローチを強みにしています。
更に申し上げると、ここまで踏み込んだ説明は他にはないと自負しています。
視聴するだけで自然と身に付けられる仕様に仕上げる工夫をしているつもりなので、徐々にご理解いただける部分が増えた時点でいつの間にかレベルアップしているはずです。
近年、ステータスホルダーが増え過ぎて航空会社への電話が全く繋がらない。二時間待った等の話を聞いた事はありませんか?
皆さんのレベルが上がれば、疑問は頭の中で解決します。
自問自答の手助けを僕がする事は、電話回線の混雑解消になります。
繋がりやすくなった回線で海外発券の相談を思う存分しましょう。
そして、どうぞ僕の知識を引き継いで、アナタが極上マイラーに変身して下さい。
では、本題に入りましょう!!
今回はマニアが隠したがる「DEL」発券「アメリカ行き」について、料金とルートファイルの全てをご紹介します。
料金表がこちらです。