皆さん、こんちは(^^=)/
マイラー・ホテラー歴30年以上、複数社のライフタイムステータスホルダー「極上うなぎ。」です。
今回はANAの東京発「ソウル行き」運賃を全て紹介します。
初心者を応援する気持ちで「YouTube」や「ブログ」で海外発券を扱ってきたのですが、いきなり海外発券は難しいので東京からの料金を知りたいとリクエストを頂きました。
ANA「台北発券」3分間レッスンの続きとして、アジア発券・オセアニア発券・中東・アフリカ・ヨーロッパ発券等々、世界各地の海外発券を紹介しようと思っていますので、まずは航空券の基本をおさらいしながら、ソウル行の料金を紹介します。
こちらが料金表です。
専門用語で「フェアファイル」と言います。
*エコノミークラスの最安値は「予約クラス S」の37000円になります。
*ビジネスクラスの最安値は「予約クラス Z」の139000円です。
僕が予約クラスで読み上げているアルファベットは、
「フォネティックコード」といって、世界中で使われているものです。
各国の政府機関・軍隊・無線・消防・警察・航空会社など様々な機関で、
聞き違いを防止するために定められた読み方です。
*A ALFA アルファ ALFAH
*B BRAVO ブラボー BRAHVOH
*C CHARLIE チャーリー CHARLEE
*D DELTAデルタ DELLTAH
各機関、団体、企業によって、こだわりがあるようでいくつか種類がありますが、頭文字一文字を伝える意味は同じです。
「 J / C / D / Z / P 」
です。
航空会社が滅多に予約クラスを変更しませんが15年位前でしょうか、
予約クラスの変更をしました。
(その後、星組でアマデウス使用の強制で予約クラスも統一しています。)
変更した理由はご存じでしょうか?
余談になりますが、予約クラスを勉強しながらエピソードをお話しします。
実は以前「P」クラスは、国際線に切り込んだ「国内線の特典航空券の予約クラス」に
使用されていました。
僕は当時、毎週のJLやNHのファーストクラスのノーマル航空券にSQ(シンガポール航空)便を切り込みマイル修行していました。
当時SQはスターアライアンスに加盟していたものの、こだわりが強い会社なので「独自の予約クラス」を採用していました。
ファーストクラスのノーマルクラスは「P」です。その次に「F」がありました。
お気づきでしょうか、、。
ANAの国内線特典普通席「エコノミー」と同じなんです。
NRT空港でのSQ便のCKI(チェックイン)ハンドリングはANAで、SQのスタッフは監視係で数名。
CKI端末もANAのABLEを使います。
当時はボーディングパスの色やチケットを入れるジャケットと呼ばれるケースもクラス
毎に色分けされていました。ほぼ世界統一カラーです。
正確に詳しく言うと・・・
「ボーディングパスジャケット」と「チケットジャケット」の2種あります。(ジャケットとは紙製のカバー・ケースの事)
*ファーストクラスは「レッド」
*ビジネスクラスは「ブルー」
*エコノミークラスは「グリーン」
SQのファーストクラスなのに、ANAがハンドリングしてるので「グリーンのチケットでエコノミークラス」と記され、座席は「1Aや2A」の最前方ファーストクラスなんです。
その為、毎回乗継のシンガポールのラウンジにスムーズに入れず、チケットとボーディングパスの両方を提示していました。
幾度となくANAにクレームを入れて「P」クラスは現在の「X」に変わったんです。SQのファーストクラスのお客さんがNHを動かしたんです。
「X」は現在の「国際線特典のエコノミー予約クラス」
それともう一つ勉強しましょう。
「色んな航空会社を一つのチケットに切り込みする」という表現を聞いた事があると思いますが「ノーマル航空券」は、チケットを発行した航空会社を最初の一区間、又は一番長い路線で使えば、どの航空会社でも好きな航空会社に乗れるんです。
正確に言うと、キャリアフェアの制限のない予約クラスのチケット(当時はF2 / C2 / Y2と言うもので、現在とは少し異なります。)とノーマルチケットです。
航空券にも松竹梅があるんですが、最高のチケットがあるんです。
聞いた事ありますか?
航空券で一番使い勝手の良い最高のチケットは、
「YY-OPEN」と言うチケットです。
「YY」には航空会社の2レターコードが入りますが、
そう表記されるのは「YY = 全て」どのキャリアでも好きに選べるジョーカーのようなコードです。
OPENとは、日付を指定する事なくニュートラルな状態に出来るという意味です。いつでも、乗る当日のチェックイン締め切り前でも、好きな時に、好きな航空会社の発券カウンターに行くか、予約課でキャリコードを入れられるんです。
「YY-OPEN」のチケットがあるんだけど、というとどの航空会社でも受け付けてくれます。一切縛りのない最高のチケットなので、これを使用する人が最高の顧客と言うことになります。
最近、運賃が良く分からいという声を多く耳にします。
以前は殆どの航空会社がフェアを公開していました。
紙のタイムテーブルや料金表も既に廃止しています。
HPを見ても見当たりません。セールと謳って「最安値だけ」を前面に押し出してアピールしています。
言い方を変えると「フェアを隠す」ようになったんです。
何故かご存じですか?
次回は「世界中の航空会社が料金を隠すようになった」謎に迫りながら、
日本発・海外発の料金を紹介しますのでお楽しみに!!
Youtubeにも動画をアップしました。
ラジオ感覚で聞き流してもらえると情報が耳に残りいざという時に役立つと思います。
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復活後の記事はブログカテゴリ【2023】に入れてあります。
極上うなぎ。