ファンのみなさ～ん、こんちは！！(^^=)/
このシリーズ①～④は「アジア発・日本地方都市行き」のフェアでした。
今回は、初心者だけどもっとイッパイ飛びたい！！ そんなアナタ用に、
「KUL」（クアラルンプール）からアメリカ行きを見てみましょう。
アメリカに飛ぶ時のゲートウェイは、航空会社により異なります。
ハブ機能を持つ大きな空港は、
＊LAX・・・ロサンゼルス
＊SFO・・・サンフランシスコ
＊ORD・・・シカゴ・オヘア
＊DFW・・・ダラス・フォートワース
＊DTW・・・デトロイト
＊MSP・・・ミネアポリス
＊NYC・・・ニューヨーク（JFK / EWR）
＊IAD・・・ワシントン・ダレス
上記が主要空港です。
3レターを覚えてない方は、こちらで検索すると良いと思います。
西の玄関口「LAX」からのフェアはあるでしょうか、、。
マレーシア人だってアメリカに行きますから、もちろんあります。
使えないフェアを省いたのがコレです。
初心者モードを載せてるので見易いと思います。
実は、アメリカ行きはフェアルールを知らないとちょっと難しいんです。
こっち ↓ もみて下さい。
これらが「コマンドモード」でCRSを叩いて出すフェアです。
より多くのフェアを出せたり、PNR（予約記録）を作成する際に
便ごとに細かい指示や組合せが可能になり、運賃を計算させるポイントの
「F/B」（フェアブレイク）を指定し自分好みの行程に修正させる事も出来る。
上級者用に説明するなら、サクッと説明してチャンチャン♪ なんですが、
アジアに弱いワンワールドの「TC1」（アメリカ大陸）フェアは便数正常化
していない現在は、丁寧に説明しないと理解するのが難しいでしょう。
その最たる理由を示す「コード」が隠されいるんですが気付きました？
「M」と記されています。
このシリーズ①～④の日本行きのフェアファイルには、
「R」と記されているはずです。
どなたか意味が分かりますか？
M・・・マリオ
R・・・ルイージ
凄く惜しい！！
スーパーが付くゲーム性だという面では正解ですよ。
＊「M」・・・マイレージ制
＊「R」・・・ルート制
昔はマイレージ制が殆どでした。
10～15年位前から徐々にルート制フェア中心となってきました。
OTAやキャリア直販売が主流になってきたのもこの頃。
競合他社が店頭・カウンターのみならず、あらゆるところに出現する。
そこに航空券（搭乗権利）を卸すのは航空会社です。
ルート制フェアと言うのは、「経路・乗継・利用可な能航空会社」を限定する事で価格を下げ、アホな代理店でも簡単にチケットを作成出来るようにした航空券の事です。
アホだなんて酷いって！？
航空券ルールを理解し、即座に客の要望通りのチケットを選べる人は殆どいない。
嘘だと思うなら大きいとこ数件電話して聞いてみて下さい。
競合なんてしないし、良いものじゃなく高いか安いか・売りたいものだけを
提示してきますよ。ルール知らないからマイレージ制やノーマル券のチケット・RTW（世界一周）を瞬時に作れない。
使った事ないもの・理解し切れてないもん売っちゃってるんです。
料理される方、自分で良い素材を買ってきて好きなな味付けが一番でしょう。
店舗で感じる不安、キッチンの清潔感や作る人の体調・気分、化学調味料や農薬使ってるかなんて細かい事を気にしなくて済みますからネ。
その簡単なルート制フェアは、あまり間違えようがない。
間違えるとマイレージ制を引っ張ったりして高額計算されてしまいます。
なので、キャリアとしては代理店から問い合わせを受ける件数も激減し、
同じもんを自社でも販売出来るので代理店へのKB（キックバック）も減りました。
薄っすら記憶にあるでしょう、10～15年程前から航空会社がしきりにエクスカージョンフェア（JALセーバとかのPEX運賃等）を大々的に宣伝してて、なんでだろうと思った事は？
他で買わせないようにする為に、JLはAAとジョイントフェアを作ったんです。
NH/UAも同様です。これにより代理店が淘汰され、残ったそれらの商品は、ツアー・オプション・格安航空券・ホテルのみになったんです。
「M」の隣にある「PA」というのは、
トランスパシフィック（太平洋路線）の意味です。
この違い、何故ルート制が主流になったかを説明しないと、MとRがテキトーなままの知ったかマイラーになるので、説明しました。
単にルートだけではなく、そこに隠された利用可否条件で価値が変わる。
ここまで理解出来たら、次回の「KUL/USA」のチケット、マイレージ制もそう難しくありません。
安心して下さい、アナタが初心者でも僕がエスコートしますので。
楽しんで頂けましたら、ランキングに貴方の「アナタのとまほ～く♪」をぶち込んでネ！！
復活後の記事はブログカテゴリ【2023】に入れてあります。
極う。
