あっちこっちからパクッた『極う。』切張り新聞よ~!!
【日旅、週末トラベラー好調-12年上期は名称変更、平日出発も】
日本旅行によると、女性対象のパッケージ商品「週末トラベラー」の販売が好調だ。2012年2月現在、当初目標人数の20%増で推移しており、とくに近場のソウルと台北の商品で、全体の約8割を占めるという。12年上期はアジアに焦点を当て、平日の出発日も設定し、名称も変更した。
週末トラベラーは2010年に発売した商品で、女性のみで構成されたプロジェクトチームが企画。当初はヨーロッパとハワイの方面も設定していたが、2011年の12月から4月の商品ではアジアのみの設定としていた。12年上期からは、女性が休日に気軽に旅ができる提案型商品というコンセプトは継続しつつ、需要が高いアジアに焦点を当て「アジア★トラベラー」に名称を変更して展開する。また、消費者からの要望に答え、休日が週末以外の場合も参加ができるよう、土日以外の出発日も設定した。3月9日には別冊パンフレットを発売する予定だ。
「アジア★トラベラー」では、引き続き韓国、台湾を中心に、ベトナム、シンガポール、タイ、インドネシア、インドを設定。新商品も用意した。たとえば、台湾では「おすすめスポット&B級グルメの名店で癒される旅」をテーマに、地元客で賑わう裏技看板メニューめぐりや、最新の注目エリア「康青龍」を訪れる。
【ユナイテッド航空、プレミアムキャビンのサービス拡充-新名称も決定】
ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスはこのほど、プレミアムキャビンのサービス内容を拡充した。また、長距離国際線のプレミアムキャビンサービスの新名称を決定。3クラス制キャビンの航空機での国際線ファーストクラスサービスは「ユナイテッド・グローバルファースト」、2クラス制と3クラス制キャビンの航空機での国際線ビジネスクラスサービスは「ユナイテッド・ビジネスファースト」とした。
長距離国際線とアジア太平洋域内の便で運航する3クラス制航空機では、3月3日以降、ユナイテッド・グローバルファーストのサービスとしてフラットベッドシート、パソコン用電源、USBポート、個人用オンデマンド型のオーディオビデオシステム、大型化した手荷物収納スペース、コース料理と無料のワインを提供する。さらに、第2四半期には長距離路線のファーストクラスに新しいアメニティの導入や機内食の選択肢を拡大する計画だ。
このほか、コンチネンタル航空(CO)のビジネスファースト・プロダクトをユナイテッド航空(UA)にも導入し、ビジネスクラスのサービス強化をはかる。UAの機内食でコングレス・オブ・シェフが考案したメインディッシュの種類を1種類追加し計4種類から選択可能にする。ノイズ軽減ヘッドフォンなど機内エンターテイメントシステムを向上。羽根布団式の毛布や高品質の枕、ホットタオルなども提供する。
【日本航空、スマホ、ケータイ用にナビサイト-フライト情報を提供】
日本航空(JL)はスマートフォンサイト、ケータイサイトで「国内線QuiCナビ」機能の提供を開始した。JLグループ便を予約・購入したJALマイレージバンク(JMB)会員に、最新のフライト情報や旅に関する案内を提供するナビサイトで、タッチ&ゴーが可能なバーコードを表示し、予約便や最新の運航情報を提供。利用便の搭乗口を画像で確認できるようにするほか、羽田空港では最寄りの保安検査場の通過状況の画像をリアルタイムで確認できるようにする。また、有料で利用できる羽田空港の国内線サクララウンジの予約も受け付けるほか、対象運賃での利用客には対象便を含めて最大3便にクラスJ、ファーストクラスに空席がある場合、アップグレードボタンを表示し、簡易な操作で変更を可能とした。
【JALグ、福利厚生サービス「イーウェル」と連携-ポイントでPKG購入可能に】
日本航空(JL)とジャルパック、福利厚生サービスを提供するイーウェルは2月21日、イーウェルが運営する福利厚生サービス「WELBOX」会員に対する新サービスの提供を開始した。イーウェルの差額決済システムとJALグループのツアー予約システムを連携させ、WELBOX会員がポイントを使ってJLウェブサイトで販売する国内、海外パッケージツアー商品を購入できるようにした。
JALグループが福利厚生サービスを提供する企業と、システム連携によるオンライン差額決済サービスを開始するのは今回が初めて。新規顧客層に対する旅行商品の販売促進、特に福利厚生サービスを利用したレジャー需要の更なる取り込みをはかる考え。イーウェルにとっても会員に対するサービス拡充により、さらなる利便性向上がはかれるという。
新サービスは、イーウェルと契約する企業や団体の従業員が、WELBOX会員専用サイトで「JAL eトラベルプラザ」内の旅行代金を予約、購入する際に各種ポイントが利用できるというもの。ポイントとして、企業が従業員に一定のポイントを付与し、企業ごとの枠内で利用できる選択型福利厚生制度「カフェテリアプラン」のカフェテリアポイントと、WELBOX会員専用ポイント「WELコイン」が利用できる。
スリランカ航空(UL)は3月25日の夏期スケジュールから、マーレ経由の成田/コロンボ線を、コロンボ直行便とする。これにより、ULの成田/コロンボ線はすべて直行便とし、マーレ行きはコロンボ経由で対応する。
【プリンス・ワイキキ、クラブフロアをオープン-日本人を主要客に】
ハワイプリンスホテルワイキキは4月、「イリマクラブフロア」をオープンする。同ホテルでは昨年11月のAPECにあわせ、昨年6月から500万米ドルもの大規模なリノベーションを実施しており、イリマクラブフロアのオープンで完了となる。来日した支配人のウェイド・ゲスティアラ氏は「マウナ・ケア・ビーチ・ホテルと同レベル。日本人を主要ターゲットに設定し、サービスを提供する」と、同フロアの施設とサービスの質の高さをアピール。マウナ・ケア・ビーチ・ホテルとのパッケージ販売もしていく予定だ。
イリマクラブフロアはアラモアナタワーとダイヤモンドヘッドタワーの31階の全20室。そのうちダイヤモンドヘッドタワーの10室は喫煙が可能なツインルームで、主にコーポレート利用を想定。一方、アラモアナタワーはスタンダードルームとスイートと客室のカテゴリーが豊富で、ハネムーナーやレジャーの利用を想定する。フロアのサービスとして、ウェルカムアメニティのほか、インターネット接続やWiFiサービス、タオル、バスローブのアップグレード、ターンダウンサービスなどを提供。また、両タワーをつなぐ5階には専用ラウンジも設け、ラウンジでは朝食と午後のスナックやコーヒー、アルコール類などを提供し、日本語コンシェルジュを常駐させる。
【リッツ・カールトン、沖縄開業は5月28日-国内初のリゾートに】
名護の「喜瀬別邸」からのコンバージョンプロジェクトで、2011年9月1日から改装工事を開始。レストラン、バーなど既存の建物をいかしつつ、内装をリッツ・カールトン風のテイストに変更した。総客室は97室で、客室からは東シナ海や名護湾、本部半島の景観が楽しめる。別棟には10室の「ザ・リッツ・カールトンSpa&Fitness by ESPA」や、敷地のすぐそばには18ホールのチャンピオンシップコースのある喜瀬カントリークラブなどもある。
【ボーイングが最新大型旅客機を初納入、顧客は匿名VIP】
米ボーイングは28日、1機が3億ドル以上する最新大型旅客機「747─8インターコンチネンタル(IC)」を、最初の納入先となるVIP顧客に引き渡した。顧客の身元は明らかにされていない。
インターコンチネンタルは747型機の改良版で、座席数は467席。VIP顧客への引き渡しは2011年第4四半期の予定だったが、検査などを理由に延期されていた。
ボーイングは同機を36件受注しており、このうち9件は航空会社ではない顧客からの注文。1機の値段は3億3290万ドル(約269億円)で、ドイツのルフトハンザ航空<LHAG.DE>がすでに20機を発注している。
ボーイングは同機の引き渡し先となった顧客について発表していないが、業界筋は中東のカタールとみている。ライバル会社エアバスの超大型旅客機「A380」は、個人顧客からの注文は1件のみで、発注者がサウジアラビアのアルワリード王子だったことが明らかになっている。
「747」のような大型機を個人で購入するVIP顧客は、ベッドルームの据え付けなど大幅なカスタマイズを要求することが多いという。そうした改造の多くはボーイング以外が手掛けるが、「カスタマイズ旅客機」を飛ばすには同社の承認を受ける必要がある。
【米ボーイング「ドリームライナー」、生産済み全機に不具合か】
米航空機大手ボーイングは22日、最新鋭中型機「787ドリームライナー」の一部胴体に不具合が見つかった問題について、これまで生産したおよそ55機すべてが同様の欠陥を抱えている可能性があるとの見解を示した。
ボーイング商業航空機部門のジェームズ・アルボー最高経営責任者(CEO)は、記者団に対し「これまで生産したおよそ55機すべてに欠陥が生じている可能性がある」と述べた。その上で、問題は「解決可能」とした。
また「機体の改修に取り組んでいる」とし、「すでに納入した機体については、安全上の問題や飛行への障害はない」と述べた。
ANAは、ボーイングから安全上の問題はないと通知されたことを明らかにするととももに、5機すべてに関して運航に支障はないとしている。