こんちは。(^^-)/
うなちゃんの講義の時間でっせ~。
前回、「M」は25%まで上げられると説明しました。
NRT/LAX
GI M 5M 10M 15M 20M 25M
MPM PA 6541 6868 7195 7522 7849 8176
AT 14983 15732 16481 17230 17979 18728
PA:8176
AT:18728
これが25Mの数値です。
もし、25Mを超えると怒られるの??
ん~、良い質問です。
誰も怒りません。
超える分は、サイドトリップ扱いになったり、別切り(別で購入)になるんです。
どの区間を足すかににより料金がかなり違うので、
日本国内で海外割引運賃を適用するか,米国内を公示で購入するか。
VUSA(Visit USAの略、ブサと呼ぶ)で繋げるか、区間数がある場合、パスを購入するか。
個々の日程・希望・予算で最善を選択する必要があります。
故に、全料金を競合、計算する事が重要。
知識がないと、パス等の外国人優遇料金を上手く選べない。
又、チケットの自由度がどの程度なのかも考慮する必要があるのでかなり面倒。
これをテキトーにやってしまうとこも多いんですよ。
昔ユーロインター(ヨーロッパ内)は、ファースト・ビジネスクラスチケットには、
パスが付けられなかったんです。
特に★組。スターアライアンスエアパス発売開始当初もそうでした。
7,8年位になるかな。
その1,2年後にファースト・ビジネスにもエコノミーのユーロインターパス販売が許可されました。
そんなんで昔は、ファースト・ビジネスで旅行するなら、自由度が高い世界一周航空券が断然お得でした。この詳しい話は後日。
代理店に依頼すると、一生懸命パスの料金表と睨めっこしてくれます。笑
航空券の料金とルールとは非常に奥が深い。
実際に自分で使わない人が販売・説明してるから余計ややこしくなり、一般には理解されず、
格安航空券が主になったのでしょう。
話を戻しましょう。
では、25Mをギリギリまで使うとどんなルートでLAXに辿り着けるのか。
例1)
NRT/ORD/LAX
CTY DC TPM CUM MPM GI LVL LWL HGL REMARKS
TYO 3
CHI 1 PA 6286 6286 7543 PA M - 1257
LAX 1 WH 1746 8032 6541 PA 25M 183 144 EXCEPTION
CHI=シカゴ
*ORD=シカゴオヘア空港
シカゴを経由して行くと25Mです。
CHIで24時間以上滞在してしまうと料金が変わってしまうルールがあります。
乗継ぐ事で回避出来たりします。
その他、東海岸に行ってから西海岸に行く事も可能ですが、フェア・ルール・キャリアによっては、
バックトラック(逆行ルート)とみなされる事もあります。
これらはもっと先に説明します。
では、こんなのは?
↓
NRT/HNL/ORD/LAX
CTY DC TPM CUM MPM GI LVL LWL HGL REMARKS
TYO 3
HNL 1 PA 3831 3831 4597 PA M - 766
CHI 1 WH 4246 7277E 7543 PA M - 266 E/HNL 800
LAX 1 WH 1746 9023E 6541 PA EXC 847 - E/HNL 800
↑
8176(25M)< 9023
で、847マイル超えてしまいます。
じゃあ、別切りか。
ちょっと待って下さい。
右に、「HNL 800」とありますネ。
HNLを経由すると、800マイルオマケしてあげるってルールがあるんです。
だから設定料金内に入る。
(やだー、超えてるわ!! 8/12発見 後日修正するわよ。。)
こんなふうに、どこを経由するか、そこで滞在するのかとか、
気にしなきゃいけない事が盛り沢山だから大変なんです。
ここまでが、基本となります。
次回以降は、中級編としてもう少しほじくってみましょう!!笑
極う。